1月に i9-14900KFに入れ替えたばかりですが、Zen4のRyzenを試したくなり Ryzen9-7950Xを購入。
使ってみたらいい感じだったので、メインに昇格する運びとなりました。
まずはCPUです。変な形のヒートスプレッダが目を引きます。ソケットはAM5で、AM4まではPGAでしたがAM5からはLGAとなっています。スッポンしにくいので良いですね。
AMD Ryzen9 7950X (Zen4/SocketAM5(LGA1718)/16C32T/5.7GHz)
続いてマザーボードです。情弱伝説とか言われることもありますが、普通に良いマザーだと思います。デザインは中二病っぽいですが、コンデンサ等大事なところは押さえたコストのかけ方に見えます。
ASRock X670E Steel Legend (AM5/ATX/X670E)
これはなんとなく購入してみましたが結局使いませんでした。グリスガード兼放熱補助です。
AM5の変な形状のヒートスプレッダの隙間からグリスが入るのでそれをできるだけ防ぐものです。
銅でできているので、多少の放熱補助も期待されています。
DeepCool AM5 Thermal Paste Guard (R-AM5TPG-CUNNAN-G)
結局今回はこちらを使用しています。AM5もLGAなので、LGA1700のような金具があります。
AM5では純正リテンションで問題は無いと思いますが、かっこいいので付けてみました。
PCER24 Anti Bent Cool Booster (AM5用)
せっかくなので(?)組み直しついでに買っちゃいました。その1
Corsair RM1000x 2021 (ATX/1000W/セミファンレス/80PlusGold)
これまでは好んでFSPの電源ユニットを使用していましたがちょっと浮気したい気分になりました。
結構長く自作していますが、Corsairの電源を買うのは初めてかもしれません。今でこそ定番扱いされていますがCorsairは基本的に自社生産ではないので、基本的にはあまり積極的に選んできませんでした。
このRMxシリーズは、最近では評判の良い台湾CWT社製のGold電源がベースのようです。
CWT社製の電源はかなりいろいろな製品でOEMとして発売されていますが、SATAコネクタの数等その中で消去法で選んだのが今回のRM1000xです。セミファンレスですが切り替えができないのがちょっと不満です。FSPの電源などはメインスイッチの横に切り替えスイッチがついています。
せっかくなので(?)組み直しついでに買っちゃいました。その2
ASRock Radeon RX 7900 XTX Taichi 24GB OC
見ての通りのグラフィックボード。ついにTaichiに到達です(?)。
マザーボードがSteel legendで白いんだから、Taichiもせめて白にすれば…は言わないことに。
(だって黒だけが安かったんですもん)
比較します。すごくでっかいです。主に長さが長い感じ。重さも当然重いです。
上が今までの SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 6950 XT GAMING OC 16GB GDDR6
下が新しい ASRock Radeon RX 7900 XTX Taichi 24GB OC
厚みは3スロットです。
先にグラフィックボードの動作チェックをします。
それはそうと、Define7のストレージモードの状態でこのグラボは収まるのでしょうか…。
これがRX6950XT。これでも結構ギリギリな感じです。
本当にギリギリで収まりました。一応ぶつかっていません。奇跡です。
マザー等は現環境のまま、グラボの動作確認をしました。大丈夫そうです。
さて、続いてマザー等の動作確認したいので開封していきます。
AM5です。IntelのLGA1700等と違いCPUの裏面真ん中にチップコンデンサ等が実装されていない(AM5は表面=ダイ側に実装してある)ので、LGAピンが一面に広がります。ちょっと新鮮です。
サクッと乗せます。動作チェックなので純正リテンションで固定します。
CPUクーラーは適当に落ちていたものを使用します。
これ、AM3時代のリテール(AthlonIIとか)なんですが、普通に付くんですよね。当然アチアチの全開になりますが、物理的には付くのが凄いです。以前サブマシンをSocketFM1からAM4にした時も、リテンションそのままでポン付け、その時もAM3時代のリテール(PhenomII)がポン付けでした。なんという互換性。動作チェック程度なら問題ないですね。簡易水冷とかは付け外しが面倒なので。
適当なメモリを取り付けて、動作チェックしてBIOSをアップデートしてOK。
特に問題はないので組んでいきます。組むにあたって、現在使用している簡易水冷
Fractal Design Celsius+ S36 Dynamic
のリテンションをLGA1700用からAM5用に組み替える必要があります。
これがAM5用のリテンションですが…。AM5純正準拠の2箇所ツメ固定です。
当然取り付けはできるのですが、いまいちなんですよね。ねじれるのか、歪むのか…イマイチ冷えないんです。リテンションなしで、手で押し付けている方が冷えます(笑)。
こんなものを準備しました。
AM4マウントブラケットキット CORSAIR H55 H75 H80I V2 H100i V2 H115i H90 H105対応
Corsaieの簡易水冷対応と堂々と書いてあり、しかもAM4対応と記載してあります(笑)。
実のところ、AM4とAM5は穴位置が同じなので取り付けできますし、FractalのCelsiusもCorsairの簡易水冷もAsetek社のOEMなので、この部分は同じ構造です。
取り付けるには、マザーボードについている純正のプラスチック製固定具を取り外す必要があります。
まぁ、あとは以前組んだものそのままなので割愛します。
2024-01 自作PC更新 (i9-14900KF)
仕様は以下の通り。変更部は太字です。
CPU:AMD Ryzen9 7950X (Zen4/SocketAM5/16C/32T/5.7GHz)
CPUCooler:Fractal Design Celsius+ S36 Dynamic(簡易水冷/360mmラジエター)
RAM:64GB (Crucial CP2K32G56C46U5 32GBx2 64GB Kit)
M/B:ASRock X670E Steel Legend (SocketAM5/X670E/ATX)
VGA:ASRock Radeon RX 7900 XTX Taichi 24GB OC
Case:Fractal Design Define 7 XL Solid
FAN:XPG VENTO PRO 120 PWM (VENTOPRO120PWM-TS) x9
FAN:AINEX 4cm 10mm厚 4200rpm (CFY-40SA) x1
SSD:KIOXIA EXCERIA PRO SSD-CK2.0N4P/N (2TB/M.2 NVMe Gen4)
Power:Corsair RM1000x 2021 (ATX/1000W/80Plus Gold)
OS:Microsoft Windows 11 Pro
メモリクーラーはグラボの補助電源と干渉するので撤去、代わりに更にVENTO PROをおかわりしました。L字ステーを使ってメモリとVRM付近を冷却しています。
電源ユニットもセミファンレスで基本的に回らないので、重ねてVENTO PROを取り付け。
全部でVENTO PROが9台という頭のおかしい構成になりました。
ちょっとだけ光ります。
そういえば、ちょっと前にブルーレイメディアの生産終了をソニーが発表しました。
時代の流れですが、きっと光メディアは終焉を迎えるのでしょう。ブルーレイドライブ、もう要らないかな…?