TOSHIBA(東芝) REGZA 液晶テレビ 40V30の液晶チラツキ修理 その2

投稿者: | 2025-02-20

あけましておめでとうございます。
今年はあいさつの記事をアップしていませんでした。
数少ない読者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。

さて、2022/05にこんな記事を書きました。
TOSHIBA(東芝) REGZA 液晶テレビ 40V30の液晶チラツキ修理
https://zazameta.net/archives/4688

ジャンクのREGZAを買ってとりあえず対症療法で直したものです。
そのテレビが最近になって、バックライトが暗い感じになりました。

こんな感じです。
画面上部1/5程度と、下部2/5程度が暗い感じになっています。
おそらく例のバックライト駆動ICが死んでいるのでしょう。

とりあえず、前回のように分解していきます。

ネジを外して背面カバーを取り外します。
向かって左側についているのが、前回も触った電源基板です。ファンを増設して誤魔化しています。

とりあえず、電源基板も取り外します。

今回の本題はこれ。このヒートシンクの下に存在しているバックライト駆動ICの交換です。

まずは表のヒートシンクを取り外します。4箇所のハンダを除去します。

外れました。ICが見えました。
ICは前回も記載した通り OZ9998HDN です。

調べても中華系サイトしかヒットしませんが、餅は餅屋、中華は中華、ということで
AliExpressで探したらありました。無駄に10個セットです。

ヒートシンクは先に剥がしましたので、ICを剥がします。
足が多いだけで普通のICなので、スッポンか吸い取り線でハンダを除去します。
除去しました。

取り外したICです。劣化しているでしょうが、当然見た目ではわかりません。

ICを取り外したあとの基板です。
IC中心裏を通るおそらく熱対策のアルミ板に、カピカピのグリスが付いています。
除去して新たにシリコングリスを塗布しました。

新しいICを差し込んで、はんだ付けします。

取り付けました。元々のヒートシンクと、せっかくなので増設したファンもそのまま戻します。

戻りました。最後にファンを取り付けます。

動作確認をします。無事にバックライトは復活しました。
しかも、どうもICの発熱が少ないように感じます。やはり劣化していたのでしょうかね?

特に見どころもないですが、治ったのでめでたしめでたし。

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