2024-01 自作PC更新 (i9-14900KF)

投稿者: | 2024-01-07

去年も同時期に入れ替えましたが、他人のPCを組むとこう…ムラムラっときて仕方ないですね。
というわけで、少し部品を入れ替えました。

これは更新前の構成です。

CPU:Intel Core i9 – 13900KF (Raptor Lake/LGA1700/24C/32T/3.0GHz)
CPUCooler:Fractal Design Celsius+ S28 Prisma(簡易水冷/280mmラジエター)
RAM:128GB (Crucial CT2K32G4DFD832A 32GBx2 64GB Kit 2セット)
RAMCooler:Kingston KHX-FAN
M/B:ASRock Z690 PG Riptide (LGA1700/Z690/ATX)
VGA:SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 6950 XT GAMING OC 16GB GDDR6
Case:Fractal Design Define XL R2
FAN:XPG VENTO PRO 120 PWM (VENTOPRO120PWM-TS) x7
FAN:Oultech 8cm 25mm厚 800~3400rpm (F8-PWM) x1
FAN:Oultech 6cm 15mm厚 3000rpm (OWL-FE0615LL-BK) x2
FAN:AINEX 4cm 10mm厚 4200rpm (CFY-40SA) x1
SSD:INTEL SSDSC2KG960G8 (960GB/TLC/2.5’/SATA600)

ムラムラっときて、まず交換しようと思ったのはSSDです。
当時、信頼性重視でIntelのDC SシリーズのSATA SSDを導入していましたが、そろそろNVMeに交換したいと思っていたのと、Windows11にOSを入れ替えたいのが重なったのでとりあえずSSDとOSを購入しました。

SSDはKIOXIAのEXCERIA PRO SSD-CK2.0N4P/Nで、Gen4対応の2TBモデルです。国産BiCSがウリです。
OSはWindows11 Pro のDSP版です。DSPは相変わらずDVDなんですね。

ケースも変えたいんだよなぁ~
HDD、すでに搭載限界超えてるしなぁ~ という言い訳で、交換します。
Fractal Design Define 7 XL Solid
近年珍しい、フルタワーのHDD多載可能ケースです。35,000円くらいで結構高いですね…。

このケースにHDDを最大搭載するには、HDDトレーをいくつか購入する必要があります。
今使うかは置いておいて、廃盤になると困るので使用できる最大数、購入しておきます。
このトレーも2枚組で2,000円弱しますので、これだけで1万円弱します。

Define 7 XLは、ほとんどの部品がツールレスで取り外せるようになっています。
これは付属する天板で、交換することで上排気可能な高エアフローケースとして使用できます。
ちなみに左右のサイドパネル、フロントパネル、天板はすべてツールレスで引っ張れば外れます。
個人的には、全てリベットかビスで止まっているのが好きですが仕方ないですね。

ケースを交換するならば、結局全部組み替えるわけです。何を交換しても手間は変わりません(?)。
ついでにマザーとCPUも…って、ついでとは何でしょうね??

ASRock Z790 Steel Legend WiFi
Intel Core i9 14900KF BOX
Crucial Pro DDR5-5600 64GB Kit (32GBx2) CP2K32G56C46U5
マザーをDDR5対応モデルにしたので、メモリも交換です。(現状はZ690のDDR4)

ケースを交換したので、Define XL R2では使えなかった360mmラジエターの簡易水冷が使用できます。
(Define XL R2は最大280mm)もちろん、交換します。
Fractal Design Celsius+ S36 Dynamic
今使用しているものの360mmラジエターモデルです。ついでにファンは光らないモデルです。

サクッと組み上げます。CPUを装着します。
12世代から改善はされているとのことですが、なんとなくILMを外して交換しています。

ケースにマザーボードを装着し、メモリを差し込みます。
画像では4枚装着していますが、結局2枚構成になりました。(後述)

使い回しのメモリクーラーです。
前回組み直したとき、黒に塗ったほうが良さそうだったので今回は塗ってから装着してみました。

久々にグリスも購入してみました。
えくすとりーむぐりす 4G あるてぃめいと限定版(CWTP-EG4GUL-L)
熱伝導率20W/m・K以上とのことですが、ホントかいな??

グリスを塗布し、CPUクーラーを装着、メモリクーラーを装着。
概ね配線を済ませたところで、M.2 SSDを装着します。

使用しているファンはすべてキャリーオーバーです。
ラジエターファンも、吊るしのファンは使用せずすべてXPG VENTO PRO 120 PWMに交換しています。
ケースファンも全て同じファンです。(フロントx3、リアx1、上部ラジx3)

グラフィックボードも流用です。

HDDを大量に積むので、電源の分岐ケーブルは必須です。
必要かどうかわからない場合は、とりあえず買っておくタイプなので、どんどん溜まります(笑)。

組み立て途中です。5インチベイを使用しているので、3.5インチベイは全部で13台です。
2.5インチが1台(最上段)に無理やり入れられます。
また、表側に見せる形での装着にはなりますが、2.5インチが2台取付可能です。
とはいえ、マザーボードにSATAは8ポート、SASカードでSATAが8ポートの合計16ポートですので、現状の3.5インチ11台+2.5インチ1台+光学1台で13台が埋まっており、残りは空き3.5インチベイが3つでちょうど、といった感じですね。
SASケーブルはまだ届いていないので、届いたらL字コネクタのものに交換します。

組み上がりました。

さて、最終構成はこんな感じになりました。変更箇所は太字になっています。

CPU:Intel Core i9 – 14900KF (Raptor Lake Refresh/LGA1700/24C/32T/3.2GHz)
CPUCooler:Fractal Design Celsius+ S36 Dynamic(簡易水冷/360mmラジエター)
RAM:64GB (Crucial CP2K32G56C46U5 32GBx2 64GB Kit)
RAMCooler:Kingston KHX-FAN
M/B:ASRock Z790 Steel Legend WiFi (LGA1700/Z790/ATX)
VGA:SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 6950 XT GAMING OC 16GB GDDR6
Case:Fractal Design Define 7 XL Solid
FAN:XPG VENTO PRO 120 PWM (VENTOPRO120PWM-TS) x7
FAN:Oultech 6cm 15mm厚 3000rpm (OWL-FE0615LL-BK) x2
FAN:AINEX 4cm 10mm厚 4200rpm (CFY-40SA) x1
SSD:KIOXIA EXCERIA PRO SSD-CK2.0N4P/N (2TB/M.2 NVMe Gen4)
OS:Microsoft Windows 11 Pro


ほぼ変わってるじゃねぇか!というツッコミはなしの方向でお願いします。


さて、先のメモリですが…。
Z690のDDR4では、DDR4-3200ネイティブメモリ 32GBx4で128GBを実現していました。
今回のZ790 DDR5でも同じように、 32GBx4で128GBにするつもりでしたが、
・4枚差しだと自動で速度が落ちる
・4枚だと安定しない
など色々な情報があり、まぁとりあえず試してみるかといった具合で2セット購入してみました。
結果、一応4枚差しでも起動はしますが、どこまで速度を落としてもmemtestでエラーが出ます。
CrucialなのでMicronチップはダメか?と思い、DDR5では評判の良いhynix-AダイのモジュールやSamsungも試しましたが、同じ傾向でした。
現状では32GBモジュールは2Rankの物しかないので、1Rankが4枚ならば話は変わりそうです。
ちなみに電圧を盛ってタイミングを緩めればDDR5-5600の4枚差しでもエラーを回避できそうでしたが、定格で安定の構成を望むポリシーに反するのでDDR5-5600ネイティブ2枚差し64GBで妥協しました。

自分でつけておいてアレですが、メモリクーラーはメモリを冷却する目的よりも、簡易水冷で冷却できない周辺のVRM類にエアフローを発生させる目的で取り付けていましたが、DDR5って結構発熱しますね。色々試しているとき、意外と発熱していて驚きました。
現状ではメモリクーラーの製品は少ないですが、もっと何か製品が出るといいですね。

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