2023-02 HTPC(自作PC)更新(Ryzen5 5600G)

投稿者: | 2023-02-03

今年は本当に、去年の暮れから突っ走っています!
メインPCを更新からの他人のPCを組み、続いて自宅のサブマシンであるHTPC(いわゆるテレビに繋ぐシアター用PC)を更新することにしました。
組むにあたって色々調べていたら、モデル末期のRyzen5000番代とWindows11で組みたくなりまして…。(以前HTPCを組んだときもWindows8マシンを組むという言い訳だった気がしますが)

HTPCは2013年に組んだ
https://zazameta.net/archives/3422
っきり、そのままなのですごく古いです。2013ですから10年前ですね。

当時のメインマシンはCore i7 3930K。第3世代CoreのLGA2011のものです。
その前はAMD PhenomII X6 1100Tなので、時代を感じますね。

さて、これが現在使用しているHTPC。
ケースはSilverStone SST-ML03B。安くてそこそこいい感じ。
私は2013年に組んでいますが、このケースは2010年登場(!)。2023年現在も販売しています(!)。

中身はこんな具合です。
CPU:AMD A10-5800K(MAX 4.2GHz/Socket FM2)
Cooler:SCYTHE SHURIKEN Rev.B
RAM:Kingston KHX1866C9D3K2/4GX(DDR3-1866 2GBx2)
M/B:GIGABYTE F2A75M-D3H(MicroMTX/SocketFM2)
SSD:GREENHOUSE GH-SSD32A120(SATA 6G/120GB)
Power:玄人志向 KRPW-L4-400W(400W/ATX)
Optical:LGエレクトロニクス BH14NS48(SATA/BD-RE)
OS:Microsoft Windows8 Pro 64bit
FAN:GELID Silent8(80mm/1600rpm)
Case:SilverStone SST-ML03B(MicroATX/横置)

普通に古いですが、以外にも普通に動きます。

とりあえず、主要部品を取り外して掃除しておきます。

新規で用意したのはこちらの部品。CPU、RAM、マザーボードです。
CPU:AMD Ryzen5 5600G (6C,12T/3.9GHz/AM4)
M/B:ASRock B550M PHANTOM GAMING 4 (MicroATX/B550/AM4)
RAM:Crucial CT2K8G4DFRA32A (DDR4-3200/8GBx2 16GB Kit)

AMD Ryzen5 5600G (6C/12T, 3.9GHz/MAX4.4GHz/AM4)
G付き品番なので、内蔵グラフィックがあります。IntelはF付きが内蔵グラフィック無しですが、AMDは逆でG付きだけが内蔵グラフィック搭載モデルです。

メモリはまたCrucial CT2K8G4DFRA32A (DDR4-3200/8GBx2 16GB Kit)。
RyzenのAPUなので、本当は速いOCメモリにしようかと思ったのですが、たまたま安売りしていたのでまたこのメモリにしてしまいました。

あとの部品は流用、若しくは余剰品を組み込んでいきます。
とりあえずマザーボードを出して、CPUを取り付けます。久々のソケットタイプです。

メモリを差し込みます。ちょっと賑やかになってきました。

CPUクーラーを取り付け、ここで一旦通電チェックします。
…予想通り、画面表示が出ません。おそらくBIOSが古いので、5600Gに対応していないのでしょう。
本来だと、BIOSアップデートのために古い対応CPUを購入しないといけませんが、どうもキーボードの動作を見ているとPOSTはしているようです。画面表示だけが出ていないんですね。

というわけで、グラフィックカードを指してみました。
たまたま漁ったら出てきたのがこれでした。いにしえのグラボ…。Radeon HD 2600XT。

すると…映りましたね。あれ?でもBIOSのバージョンは2.10ですね。
メーカーページでCPUサポート表を見ると5600Gは1.50で対応の表記ですが、BIOSのアップデート一覧を見ると1.50から2.20まで全てに【* Ryzen 5000 G シリーズ プロセッサをサポートするには、BIOS を Matisse、Renoir、または Vermeer CPU で更新する必要があります。】の記載があります。1.50から対応なのでそうなんでしょうけど、なんで映らないのか…。

とりあえず2.20に更新することにしました。今はUEFIでサクッと更新できるので良いですね。
2.20に更新したところ、内蔵グラフィックから出力するようになりました。
今更ですが、CMOSクリアしてみればよかったですね。

あとはサクッと組んでいきます。
CPU:AMD Ryzen5 5600G (6C/12T, 3.9GHz/MAX4.4GHz/AM4) →新規
Cooler:SCYTHE SHURIKEN Rev.B →流用
RAM:Crucial CT2K8G4DFRA32A (DDR4-3200/8GBx2 16GB Kit) →新規
M/B:ASRock B550M PHANTOM GAMING 4 (MicroATX/B550/AM4) →新規
SSD:KINGMAX KM480GSMV32(SATA 6G/480GB)→余剰品
Power:玄人志向 KRPW-N600W/85+ (ATX/700W/80+BLONZE) →余剰品
Optical:LGエレクトロニクス BH14NS48(SATA/BD-RE)→流用
OS:Microsoft Windows11 Pro 64bit →余剰品
FAN:GELID Silent8(80mm/1600rpm) x4 →流用
Case:SilverStone SST-ML03B(MicroATX/横置)→流用

組めました。真っ黒です。
それにしても、このいにしえのCPUクーラーが使い回せるとは驚きました。
Intelみたいにリテンションを交換するのではなく、AMDの場合はAM3くらいからFM1/FM2、AM4まで全部一緒です。ということはRyzenにもPhenomIIのリテールクーラーが付くんでしょうね。FM2についていた手裏剣がAM4にも使えます。これこそAMDといった感じです…。

OSはWindows11 Proをチョイス。ライセンスが余っていたWindows8からのアップグレードです。
問題なく動作しています。

とりあえず、CineBenchを回します。十分ですね。速い速い。
これくらいのスコアが出れば、日常使いで困ることは殆どありません。

一応ゲームのベンチも回してみました。
FF XIV SHADOWBRINGERS FHD/標準品質

FF XIV ENDWALKER FHD/標準品質

どちらもぼちぼちなスコアですが、見ていた感じでは普通にプレイできそうです。
FHDでたまにゲームを嗜む程度の人ならば、APUは十分に使えるところまで来ているなと思います。

うちでの使用用途は主に動画鑑賞なので無駄ですが、(前APU A10-5800Kでも動画くらいはいける)そこはまぁ趣味ということで。

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