Panasonic Let’snote CF-SV9 ブルーレイドライブ換装+α

投稿者: | 2023-05-14

去年、SV8を2回も買い替えて喜んでいたのですが、SV9を買ってしまいました。

フル型番:CF-SV9TFKVS
■主な仕様
CPU:Core i7-10810U(1.1GHz-4.9GHz/6C12T)
メモリ:16GB (オンボード/増設不可)
SSD:512GB(M.2-2280/NVMe)
光学:DVDスーパーマルチ
液晶:12.1インチワイド (WUXGA/1920×1200)
OS:Windows10 Pro
その他:USB3.1 Gen2(Type-C)/USB3.1 Gen1 x3/有線LAN/Webカメラ/HDMI/D-sub/4G LTE(nano-SIM)
無線LAN(11a,b,g,n,ac,ax)/Bluetooth5.0/マイク/ヘッドホン/SDカード/ステレオスピーカー

前に使っていたSV8はこんな感じ。
フル型番:CF-SV8SFKVS
■主な仕様
CPU:Core i7-8865U(1.9GHZ/4C8T)
メモリ:16GB (オンボード/増設不可)
SSD:512GB(M.2-2280/SATA)
光学:DVDスーパーマルチ
液晶:12.1インチワイド (WUXGA/1920×1200)
OS:Windows10 Pro
その他:USB3.1(Type-C)/USB3.0x3/有線LAN/Webカメラ/HDMI/D-sub/4G LTE(nano-SIM)
無線LAN(11a,b,g,n,ac)/Bluetooth5.0/マイク/ヘッドホン/SDカード/ステレオスピーカー

SV7→SV8では据え置きだったCPUの世代が新しくなり、第8世代から第10世代になりました。
またSSDがSATAからNVMeになり、高速になったのですがどうせ換装するのであまり関係はありません。あとは細かなところでUSBのバージョンが上がっていることや無線LANがaxに対応しています。
筐体などはすべてキャリーオーバーのようで一緒の作りです。

さて、本題です。
SSD換装はSV8と同じなので割愛するとして、光学ドライブを換装したいと思います。
標準ではDVDスーパーマルチドライブなのですが、PanasonicStoreの直販モデルでカスタマイズするとブルーレイドライブも選択できます。なんとか標準モデルにブルーレイを載せてみたい!

何はともあれ、純正のドライブを見てみます。分解はSV8のSSD換装などを参考にしていただくとして、こちらが純正のDVDスーパーマルチドライブです。

日立LGデータストレージのGUD0Nです。
規格自体はスリムラインSATAで9.5mmのウルトラスリムドライブです。
ですが、普通のGUD0Nと見た目が違い筐体の上蓋はありませんし裏も穴だらけです。
恐らくGUD0Nのカスタムモデルで、軽量化と低消費電力(未確認)になっていると思われます。

重さは驚異の82g。持った感じがめちゃくちゃ軽いです。

こちらが手配したブルーレイドライブ。

日立LGデータストレージ製のBU40Nです。BDXL/BD/DVD/CDのほかに、UHD Blu-rayも対応です。
もちろん、スリムラインSATAで9.5mmのウルトラスリムドライブです。

こちらも体重測定すると…129gです。純正ドライブより47gも重いです。

仕方がないのでとりあえず上蓋を外します。111gで、18g軽くなりましたがまだ29g重いです。

2個イチして軽量化するべく、2台を並行して分解して行きます。
2個イチを想定して、同メーカーのドライブを購入したんですよ(?)。
左が純正DVD、右がブルーレイです。
まず下側筐体が肉抜きされています。向かって右側の筐体の一部に関してはもはや省略されています。
また、ドライブのピックアップユニットがプラスチック製と金属製で違います。

裏面です。形状は似たような感じです。

裏の金属シールドを外しました。
微妙に配置が違うのと、向かって左下のイジェクトボタン付近の構造が違います。
右のブルーレイドライブは、ピックアップ移動用のモーターとイジェクト用のモーターが別で装着されているのですが、左の純正DVDドライブはピックアップ移動用のモーターだけでイジェクトできるようになっています。すごいですね…。軽量化の執念を感じます。
基板の形状やフレキシブルケーブルの配置も少し違いますので、この黒いディスクトレイ部と基板、ピックアップユニットは組み替えずセットで使用する必要がありそうです。
また、トレイを支えている左右2本のスライドレールはプラ製で、作りもほぼ同じです。
(ほぼと記載したのは、純正DVDドライブはモバイル用に作られているためか、スライド部に突起を設けてトレイがスコスコにならないようになっている感じはありますので微妙に違うかもしれません。)

裏側筐体からトレイ部を取り外しました。メイン基板とフレキシブルケーブルは残しています。
測定結果は50g。結構な重量があります。

そしてこちらが純正DVDドライブ。同条件で18gと、32gも軽量です。

トレイとユニットも計測してみます。
こちらが純正DVDドライブ。57gです。
57g+18gで75g、最初の測定で82gでしたから残りの7gはベゼルと裏側シールド、ビス類でしょうか。

続いてブルーレイドライブのトレイとユニットです。
意外なことに、57gと同数値です。
57g+50gで107g、111gでしたから残りの4gは裏側シールドとビスの重さということになります。
このドライブはベゼルがついていませんでしたからね。ということは恐らくベゼルが3gくらいですね。

方向は決まったので、組み立てていきます。
まずはブルーレイドライブのメイン基板とフレキシブルケーブルを下側筐体から取り外します。
同じくDVDドライブのメイン基板とフレキシブルケーブルも取り外し、DVDドライブの下側筐体にブルーレイドライブのメイン基板とフレキシブルケーブルを取り付けます。
続いて、ブルーレイドライブのトレイとユニットセットを先のDVDドライブの下側筐体に取り付けて接続します。これでキメラドライブの完成です。

計測結果はベゼルなしで81g。
もともとの純正DVDドライブはベゼル付きで82gでした。ベゼルが3gと仮定するとドライブの重さは84gですね。純正+2gなので大変良くできましたといった感じです。

あとは組み付けていきます。ステーとハーネス、ベゼルを取り付けました。

本体に組み付けて完成です。

ちなみに、ブルーレイ再生ソフトを入れたら普通にブルーレイは視聴できました。
4kとかUHDとか、新しいブルーレイを持っていないので試せませんが、多分データ用でしか使用しないので読めれば良かろうと思います。

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