IBM ThinkPad X41 2525-57J <CF疑似SSD換装>

投稿者: | 2012-01-10

IBM ThinkPad X41 2525-57Jの疑似SSD換装

さて、今回はモバイルと言えば、三本の指に入るであろう、ThinkPadです。

IBMと言えば、PC部門をLenovoに売却ししばらく経ちますね。私としては残念ですね。Lenovoロゴはあまり好きでは無いです。

IBMのロゴには何かしらの人を黙らせる力があるような気がするのですが。まぁそんなことは置いておきましょう。

今回のX41は、当方としては特にジャンクと言うほどのジャンクでもない、ジャンクでした(めんどくさいですね)

「HDD無し、詳細未確認、BIOS起動のみのためジャンク」というおいしい物ですね。

メモリはDDR2、ベース512MBで、PenMの1.5GHz搭載。

これだけ見ると「まだ行けるんじゃね?」なんて思う方も多く居ると思いますが、

スペックを見てみれば「そういうことね・・・」と納得する方が居ることと思います。

と言うわけでまずはスペックを。

CPU:Intel PentiumM (1.5GHz)

メモリ:1.5GB(DDR2-SODIMM/標準オンボード512MB/最大1.5GB/スロット1)

HDD:なし(日立1.8インチIDE)

光学:なし

液晶:12.1インチ非光沢(XGA/1024×768)

わかりましたか?そうです、HDDですね。

東芝のdynabook SSも、SONYのVAIO TypePも、今回のIBM Thinkpad Xも、DELL Latitudeも、

筐体やスペック、使いやすさに関しては一定の評価があるものの、ストレージの遅さが評価ダウンの原因となっています。

それほど、ストレージは体感に直結しているということですね。

では、通電・起動チェックをします。難なく立ち上がりましたね。

さて、起動もしたのでまずは眺めてみましょう。上部からです。IBM伝統の「ピーチスキン加工」の天板ですね。良い手触りです。

そして何らかの魔力がある(?)IBMロゴです。サイズは共通のため、LenovoのものをIBMのものに張り替えるユーザーも居るようです。

裏面です。なんというか、かちっとした感じと言いますか、全体的に四角くて無機質です。こういうのは好みの分かれるところでしょう。

タイプナンバーです。X41と言う名前は大きな品番で、その中でこのTYPE****-***という英数字でさらに細かくなります。

まぁわかりやすいと言えばわかりやすいですね。

IBMと言えば、トラックポイントですね。「乳首」とか「赤ぽっち」とか言われています。

昔は東芝機(Librettoとか・・・)にも搭載されていましたが、最近ではめっきりですね。

似たような物の搭載機としては、SONYのTypePや、HPのビジネス機、SHARPのMURAMASA(古いか)くらいですね。

液晶です。可も無く不可も無くといった液晶ですね。まぁLet’sとどっこいどっこいです。

裏の蓋を開けるとこんな感じです。左が無線LANモジュール、右にメモリスロット、その下がモデムカードですね。

特に意味は無いですが、キーボードを剥いでみました。内部はかなりぎっしりな印象を受けます。

少なくともNECのモバイルノートよりは綺麗な基板な感じです。(当方主観)

とりあえず、オンボードの512MBでは心許ないので、1GBを追加して計1.5GBにします。

BIOSで確認します。しっかり認識しているようですね。

さて、問題はメモリではなく、HDDな訳ですが・・・。

今更日立1.8インチHDDを買うのも馬鹿らしいですし、なによりそれではなんの面白みもありません。

と言うわけで、1.8インチでは毎回恒例の疑似SSD化することにします。

購入したCFはこちら。dynabook SSで実績があるので、少し安心しています。(Trancend 8GB 400x CompactFlash) 上海問屋 送料込み3000円程度

そして変換基板はこちら。某オークションで購入しました。送料込み1000円程度です。

東芝1.8インチは特殊なコネクタ(CFのコネクタと同じタイプ)でしたが、今回の日立1.8インチは2.5インチ準拠です。

駆動電圧のみが違いますね。なので、このアダプタ自体は2.5インチの機器にも使用出来ます。

取り付け、ジャンパピンを1.8にセットします。

さて、このまま両面テープでマウンタに貼り付け、取り付けてみます。

・・・が、認識しません。おかしいですね。

よく見てみると、ジャンパピンを発見。標準ではオープンになっていますので、クローズにしてみました。(写真はオープン)

クローズにし、元に戻したところすんなり認識。良い感じですね。

とりあえずこれでいつも通りOSをインストールしていく訳なのですが、IBMは嫌らしいことに、BIOSでHDDをチェックしているらしく、

純正外のHDDだと蹴られます。キーを押せば起動しますが、起動の度にBeep音が鳴り響き、キーを押すのは面倒ですね。

調べたら、BIOSをダウンすると良いようです。BIOSを確認すると、2.09ですね。これだとピーピー言います。

と言うわけで海外サイトよりVer1.00をダウンロードし、適用します。

適用が完了しました。

再起動すると、見事に1.00です。これでエラーは出なくなりました。

あとは、いつも通りにOSをインストールし、プチフリ対策を行い、完了です。

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