HP B1900 <チップセットリフロー>

投稿者: | 2011-05-23

HP B1900の修理

光沢な天板です。

さて、今回は、あまり宣伝されずに販売され、隠れた名機と言われるHP B1900です。

まずはスペックを見てみましょう。

CPU:Intel Core2Duo T5500 1.66GHz

メモリ:2GB(DDR2-SODIMM/スロット2/1GBx2)

HDD:なし(2.5インチ/SATA)

液晶:12.1インチワイドグレア(WXGA/1280x800)

チップセット:ATI RadeonXpress 200M

光学:DVDスーパーマルチ

といったところです。

どの辺りが名機かと言いますと、まずは当時の価格なのですが・・・。

つまり、スペックの割りに価格が安く、これといった欠点もないため、といった感じでしょうか。

さてさて、今回の機体は通電し起動しているようだが、画面表示がないため不明というものです。

最近こればかりなので、何をするかは決まっていますね。

まずは現状を見てみましょう。電源を差し込みます。通電はしているようですね。

起動させると、ランプは点灯しますが画面は変化なしです。分解していきましょう。

まずは開きます。意外とデザインも悪くないですね。左クリックがはげていますが。

裏返します。裏のふたとねじというねじを外します。

メモリ(1GBx2)とCPU(C2D T5500)があります。

ヒートシンクやファンを取り外すと、見えました。

CPUですね。

チップセットはXpress200Mですが、dynabookのものより一回り小さい気がします。後期版でしょうか。

CPUは外しておきましょう。

裏返して、キーボードと飾りパネルを外します。

続いて液晶をヒンジごと取り外します。

アームレストも外します。

BIOSROM、デスクトップと同じサイズのものを使用していますね。

これはサウスブリッジです。SB460。やはりAX/740とは違いますね。AX/740はSB450でした。

メインボードを取り外します。

ここにチップがありますが、回りの絶縁シートは溶けると困るので剥がします。

はがれました。

近くに樹脂部品がたくさんあるので、アルミホイルで保護します。

あとはいつもどおりの手順でリフローですね。

完了後、仮組みします。

電源を入れてみます。POSTしましたね。OKです。

あとは逆の手順でサクサク組み立てていきます。

BIOS表示できましたね。

適当なHDDを取り付け、COAのついていたWindowsXP HomeEditionをインストールします。

ドライバなどをあて、完成です。

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