FUJITSU FMV-BIBLO NB10AR <2個イチ+α/Dyna様>

投稿者: | 2010-10-17

Fujitsu FMV-BIBLO NB10AR

富士通のオールインワンA4ノートです。

スペックはこんな感じ。

■スペック

CPU:Intel Celeron 1.20GHz

メモリ:256MB(オンボード、空スロット1/PC100 SDRAM SODIMM)

HDD:なし(2.5インチPATA)

液晶:14.1インチXGA(グレア)

光学:CD-ROM

とまぁ、実用的にはなりそうなスペックですね。

なぜ、今この機種かといいますと、少し前にDyna様より姉妹機種を頂きまして、

単体では解決しそうになかったため、とりあえずもうひとつということで落札しました。

今回落札したものは

“通電しますがPOSTしません。未確認のためジャンク”

とのことでした。

送料込みで¥1500ほどでした。

とりあえずガンガンばらしていきましょう。

途中FDDをはずすときに、フラットケーブルがなんとも言えない短さで、切ってしまいそうになるので気をつけましょう。

POSTしない、ということで、部品交換で対応できる範囲としては

・         CPU

・         M/B

しかないですね。

とりあえず、CPUを交換することにしました。

ここで、Dyna様から頂いたPCの出番です。

FMV-BIBLO NB12AC

■スペック

CPU:Intel Celeron 1.20GHz

メモリ:256MB(オンボード、空スロット1/PC100 SDRAM SODIMM)

HDD:なし

液晶:15インチXGA(グレアパネルに見えますが、ノングレアにグレア保護シートを張ってあるだけです。)

光学:DVD-ROM/CD-RW

こちらは、液晶不良とのことでした。

電源を入れると、液晶は何本か線が入るだけで、表示されません。

外部モニタで確認すると、しっかりBIOSにもいけますし、1CDLinuxで起動すると普通に使用できます。

何の不良なのかハッキリさせたいですね。それはまた後ほど。

余談が過ぎましたが、こいつからCPUを拝借して、NB10を起動させると、なんと普通に起動します。

しかも、本来はNB10にはCeleron 1.06GHzが装着されているはずが、まったく同じCeleron 1.20GHzが装着されていました。

普通に分解された機体のようですね。

左:NB10 右:NB12

液晶は不良のようで、白く表示されるのみで、内容が表示されません。

(今回、写真を撮り忘れて、分解時写真が非常に少ないです。ご了承ください)

同じコネクタで、同じインチ数のジャンクPCを探したら、こいつがありました。

Toshiba Dynabook Satelite 4260

外観は非常にきれいなのですが、ACを挿しても充電されず、しかも通電ランプがオレンジ点滅する、M/B不良のPCです。

■スペック

CPU:Celeron 450MHz

メモリ:なし(2スロット/PC100 SDRAM SODIMM)

HDD:なし(2.5インチPATA)

液晶:14.1インチXGA(ノングレア)

光学:CD-ROM

です。正直、今更感のあるスペックですね。

というわけで、こいつから液晶のみ拝借しましょう。

外したパネルは、サムスンのものでした。もちろん、コネクタの位置は違いますので、フラットケーブルを曲げて対応します。

インバータのコネクタも違うので、切って半田付け→しっかり絶縁して対応します。(確実に!)写真は交換前のコネクタです。

こいつを、真っ白表示(バックライトは点灯する)しかしなかったNB10に接続、電源を入れるとうっすら表示です。

ほかのPCではバックライト点灯したことをあらかじめ確認したパネルですので、インバータかマザーボードの不良か・・・?

とりあえず、もう一度分解します。

インバータへとつながるラインをテスターで当たってみると、インバータへの電力は供給されているようです。

正直、詰んだか・・・。

と思いながら、液晶部を分解、眺めていたところ、決定的な違いを発見。

銅テープです。真っ白しかつかない液晶には、銅テープで信号線、液晶の金属フレームのGNDを共通にしてあるようです。

簡単な略図です。灰色部分が銅テープでシールド?してある部分です。

青は液晶信号ケーブル、赤はバックライト系のケーブルです。シールド部は、液晶横のヒンジ金具を通して本体ボディに落ちます。

ひょっとして・・・?と思い、手元にあった台所用アルミテープを使用して、状況再現し、再組み立てすると・・・。

おー!点灯しました。古い機種からの転用のため、少し暗くて赤っぽいですが、まぁいいでしょう。

ちなみに、下の写真ではNB10のインバータを使用していますが、NB12のインバータでも問題なく点灯しました。

やはり、インバータ不良でもなく、CCFL切れでないということは、GNDを取ったからでしょうかね。

今度こそ、1CDLinuxで動作確認します。

起動しました。Celeron 1.20GHzなので、結構さくさくいけます。HDDをつけたいですが、あまりのHDDがないのでとりあえずは見送ります。

これでとりあえず使用できるようにはなりましたが、気になる点があるので直しましょう。

USB端子が2個、死んでいます。交換も考えましたが、面倒なこと、2個なくてもさほど不便ではないことから、目隠しすることにしました。

アルミテープで、目隠ししておきます。(左:施工前 右:施工後)

そして、最後にNB12についても、触れておきましょう。

今回、これを行うにあたりNB12、NB10の両方を全分解しましたが、驚きの部品互換性です。

写真を見た感じでもある程度お分かりかと思いますが、CPUクーラ、CDD、キーボード、上半身など、大体のものが共通です。

マザーボードにいたっては、まったくの共通です。同時期発表の姉妹機とはいえ、素晴らしいですね。

富士通のFMVはこれより少し新しいPentium4世代のものを所有していますが、基本的な部品配置などが同じで、非常にメンテナンスしやすいです。

流石はOEMの富士通(?)といったところでしょうか。

マザーボード。まったく同じです。

試しにマザーボードを交換してみると、バックライトが点灯しないどころか、何も写りません。

どうやら、NB12のほうはマザーボードもお亡くなりのようです。

後で気づいたのですが、NB10はFDDもお亡くなりになっていたので、ドライブ部を交換して完成です。

終わりに、このような機会を下さったDyna様にお礼を申し上げます。

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