Panasonic Let’sNote CF-W2のまとめ(?)]]>
Panasonic Let’sNote CF-W2のまとめ(?)
前回、バッテリのセル交換をしてそこそこバッテリが持つようになったLet’sですが、
結局1時間ちょいでモバイルの役目を果たせるはずもなく、バッテリの中古を購入しました。
2500円即決、BIOS画面放置で3時間半程度持つ良品です。
※以下、スパイラルに陥り落ち込み気味のため、写真少ない&後撮りのものがあります。ご了承ください。
その後、とりあえず使用していたのですが、(液晶のおしゃれストライプをだましだまし・w・)
液晶のラインは気になるわ、暗くて外でまったく見えない(冷陰極管が劣化している)わで、
散々だったところに、ある日突然起動しなくなるという、なんともタイミングの悪い事件が・・・。
調べてみると、この世代のLet’sNoteにはよくある症状のようです。
とりあえず増設メモリ(256MB/MicroDIMM DDR)をはずしてみると、3回に1回程度の確立でBIOSが立ち上がります。
↓増設メモリ
そのとき、memtestをかけてみると、出るわ、出るわ、エラーの嵐。画面は真っ赤です。(笑)
前置きが長くなりましたが、とりあえずもう一台落札することにし、3500円程度で1台落札しました。
説明なしのジャンクで、HDDなし、写真ではメモリがついているようで、白いキーボード、液晶に割れはないようでした。
さっそく届いたものを開封すると・・・。
外見は非常に綺麗です。
でも・・・。
増設メモリ→叩き壊されてます
マザーボード→道連れにされてます
・・・・。
なんというか・・・悲しい気分ですわ・・・。
とりあえず、落ち込んでいても仕方ないので分解していきます。
はぁ、またHDDがついています。今回は純正の低電圧版(ロジック3.3V・モータ5V)HDDでした。
試しにUSBIDEで母艦に接続してみると、回りません。認識もしません。
どうもロジック系がいかれているようです。残念。
マザーボードのCPUを確認すると、PentiumM 1.20GHzのCF-W2では最上のもののようで、これもあって非常に残念です(笑)
ここで1度まとめておきましょう。
手持ちのLet’s
CF-W2(1)→液晶ストライプ・銀キーボード・PenM 1.0・M/B不安定・筺体美品
CF-W2(2)→液晶生死不明・白キーボード・PenM 1.2・M/B破壊・筺体美品
うぅむ・・・
双方のM/Bが死んでいる以上、もう一台買わねばなりませんな。
これこそJunkスパイラルですかねw
・・・で、さらに1台。
今回は、筺体は必要ないのでマザーボード&底面カバーを探していたら、1GHzのものが1500円程度と安かったので即落札。
届いてみると、封筒に直入れ(!)こんな人もいるものか、と思いましたね。
結局、これで組んでmemtestをかけると、今度もまたまたエラーの嵐です。
・・・マジ勘弁
しかし、ここでわかったことがひとつ。
CF-W2(2)で確認できていなかった液晶が、美品だったということ。
ライン抜けもなく、輝度もGoodです。これで3500円程度であれば、元は取れたかなと。
ここまできたら、後には引けません。懲りずにマザーボードを探します。
折角だしね~なんて自分を騙して、Let’sNote CF-W2では最上モデルとなるPentiumM 1.2GHzのマザーを落札。
もう無駄金は使いたくなかったので、中古保証ありのものを落札。(3980円+送料、きついですね~)
流石に高額なだけに、素晴らしい梱包で送られてきました。
保護も兼ねて底面カバーに仮止めしてあります。出品者さん有難う!
そうしたら、メモリが欲しくなって、保障されている最大容量の512MBメモリも落札。(2980円)
届いたのはKingstonのものでした。高さが長そうで入るか不安でしたが、ギリギリ入りました(汗)。
これらをあわせて、やっと1台できました。
不安定なものは、おしゃれストライプ液晶とセットで組み、オークションで売り払いました。(約3000円で売却)
ここからは、お約束です。
この世代のLet’sは、ロジックとモータの電圧が違う特殊なHDDを使用しているため、電圧を変更しなければなりません。
↓特殊電圧タイプのHDD。型番末端にLがついています。
巷では「ピン折」といわれる手法が一番有名で簡単のようですが、無理やりロジックに5Vを供給しなくするため、長期的にみるとHDD・M/Bともによくないことがあるようです。
※ロジックへの5Vを絶つと、大抵のHDDはモーター回路から5Vを持ってくるため、マザーボードや回路的にそれに耐えられなくなったりすることがある。特に2プラッタタイプHDDで不具合が起きるようです。
今回の不良はM/Bのようでしたが、ピン折が関係しているかの判断がつきませんので、前回のようにピン折でなく、今回はマザーボードを改造して電圧を変更します。
※この方法は、Panasonicのマイレッツクラブ(ネット販売)のセレクトモデルで存在していたHDDの容量違いのもので行われていたようで、公式に例があることからピン折よりは安全と思われます。
M/BのHDD接続コネクタ周辺に、チップが2つ交互に乗っている部分があります。
写真にあるような設定になっているので、今回は下側のチップを左に移動させます。(ロジックを3.3V供給→5V供給に)
これで標準的なHDDを取り付けることができます。ピンを折らずに、取り付けましょう。(笑)
で、最終的に出来上がったものはこちら。
PentumM 1.2GHz
768MBメモリ
80GB HDD
きれいな液晶(笑)
使った金額・・・プライスレス 計算したい人だけしてください。
今回はいい勉強になりましたね。
Let’sに関しては、よく企業のリース上がりと思われるものが流通していますが、やはりくたくたなものが多いですね。
それはもう満身創痍な感じなのが多いです。
ただ、使ってみて思ったのはやっぱり使いやすいですね。
絶妙な重量感・持ったときのホールド感、頑丈さからくる安心感など、どこをとっても1級です。
人気がある理由がわかります。
最後に
やっぱり、銀のキーボードより、白のキーボードのほうが高級感&現代っぽい感じがするのは私だけ?
今度は、デュアルコアのLet’sがほしいなぁ(ぇ