Panasonic Let’sNote CF-W2のまとめ(?)

投稿者: | 2010-11-26

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Panasonic Let’sNote CF-W2のまとめ(?)

 

前回、バッテリのセル交換をしてそこそこバッテリが持つようになったLet’sですが、

結局1時間ちょいでモバイルの役目を果たせるはずもなく、バッテリの中古を購入しました。

2500円即決、BIOS画面放置で3時間半程度持つ良品です。

※以下、スパイラルに陥り落ち込み気味のため、写真少ない&後撮りのものがあります。ご了承ください。

 

その後、とりあえず使用していたのですが、(液晶のおしゃれストライプをだましだまし・w・)

液晶のラインは気になるわ、暗くて外でまったく見えない(冷陰極管が劣化している)わで、

散々だったところに、ある日突然起動しなくなるという、なんともタイミングの悪い事件が・・・。

調べてみると、この世代のLet’sNoteにはよくある症状のようです。

とりあえず増設メモリ(256MB/MicroDIMM DDR)をはずしてみると、3回に1回程度の確立でBIOSが立ち上がります。

↓増設メモリ

そのとき、memtestをかけてみると、出るわ、出るわ、エラーの嵐。画面は真っ赤です。(笑)

 

前置きが長くなりましたが、とりあえずもう一台落札することにし、3500円程度で1台落札しました。

説明なしのジャンクで、HDDなし、写真ではメモリがついているようで、白いキーボード、液晶に割れはないようでした。

 

さっそく届いたものを開封すると・・・。

外見は非常に綺麗です。

 

でも・・・。

増設メモリ→叩き壊されてます

 

マザーボード→道連れにされてます

 

・・・・。

なんというか・・・悲しい気分ですわ・・・。

とりあえず、落ち込んでいても仕方ないので分解していきます。

はぁ、またHDDがついています。今回は純正の低電圧版(ロジック3.3V・モータ5V)HDDでした。

試しにUSBIDEで母艦に接続してみると、回りません。認識もしません。

どうもロジック系がいかれているようです。残念。

 

マザーボードのCPUを確認すると、PentiumM 1.20GHzのCF-W2では最上のもののようで、これもあって非常に残念です(笑)

ここで1度まとめておきましょう。

 

手持ちのLet’s

CF-W2(1)→液晶ストライプ・銀キーボード・PenM 1.0・M/B不安定・筺体美品

CF-W2(2)→液晶生死不明・白キーボード・PenM 1.2・M/B破壊・筺体美品

 

うぅむ・・・

双方のM/Bが死んでいる以上、もう一台買わねばなりませんな。

これこそJunkスパイラルですかねw

 

・・・で、さらに1台。

今回は、筺体は必要ないのでマザーボード&底面カバーを探していたら、1GHzのものが1500円程度と安かったので即落札。

届いてみると、封筒に直入れ(!)こんな人もいるものか、と思いましたね。

結局、これで組んでmemtestをかけると、今度もまたまたエラーの嵐です。

・・・マジ勘弁

しかし、ここでわかったことがひとつ。

CF-W2(2)で確認できていなかった液晶が、美品だったということ。

ライン抜けもなく、輝度もGoodです。これで3500円程度であれば、元は取れたかなと。

 

ここまできたら、後には引けません。懲りずにマザーボードを探します。

折角だしね~なんて自分を騙して、Let’sNote CF-W2では最上モデルとなるPentiumM 1.2GHzのマザーを落札。

もう無駄金は使いたくなかったので、中古保証ありのものを落札。(3980円+送料、きついですね~)

流石に高額なだけに、素晴らしい梱包で送られてきました。

保護も兼ねて底面カバーに仮止めしてあります。出品者さん有難う!

 

そうしたら、メモリが欲しくなって、保障されている最大容量の512MBメモリも落札。(2980円)

届いたのはKingstonのものでした。高さが長そうで入るか不安でしたが、ギリギリ入りました(汗)。

 

これらをあわせて、やっと1台できました。

不安定なものは、おしゃれストライプ液晶とセットで組み、オークションで売り払いました。(約3000円で売却)

 

ここからは、お約束です。

この世代のLet’sは、ロジックとモータの電圧が違う特殊なHDDを使用しているため、電圧を変更しなければなりません。

 

↓特殊電圧タイプのHDD。型番末端にLがついています。

 

巷では「ピン折」といわれる手法が一番有名で簡単のようですが、無理やりロジックに5Vを供給しなくするため、長期的にみるとHDD・M/Bともによくないことがあるようです。

※ロジックへの5Vを絶つと、大抵のHDDはモーター回路から5Vを持ってくるため、マザーボードや回路的にそれに耐えられなくなったりすることがある。特に2プラッタタイプHDDで不具合が起きるようです。

 

今回の不良はM/Bのようでしたが、ピン折が関係しているかの判断がつきませんので、前回のようにピン折でなく、今回はマザーボードを改造して電圧を変更します。

※この方法は、Panasonicのマイレッツクラブ(ネット販売)のセレクトモデルで存在していたHDDの容量違いのもので行われていたようで、公式に例があることからピン折よりは安全と思われます。

 

M/BのHDD接続コネクタ周辺に、チップが2つ交互に乗っている部分があります。

 

写真にあるような設定になっているので、今回は下側のチップを左に移動させます。(ロジックを3.3V供給→5V供給に)

 

これで標準的なHDDを取り付けることができます。ピンを折らずに、取り付けましょう。(笑)

 

で、最終的に出来上がったものはこちら。

PentumM 1.2GHz

768MBメモリ

80GB HDD

きれいな液晶(笑)

 

使った金額・・・プライスレス 計算したい人だけしてください。

 

今回はいい勉強になりましたね。

Let’sに関しては、よく企業のリース上がりと思われるものが流通していますが、やはりくたくたなものが多いですね。

それはもう満身創痍な感じなのが多いです。

 

ただ、使ってみて思ったのはやっぱり使いやすいですね。

絶妙な重量感・持ったときのホールド感、頑丈さからくる安心感など、どこをとっても1級です。

人気がある理由がわかります。

 

最後に

やっぱり、銀のキーボードより、白のキーボードのほうが高級感&現代っぽい感じがするのは私だけ?

 

今度は、デュアルコアのLet’sがほしいなぁ(ぇ

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