Panasonic Let’snote CF-SV8 SSD交換

投稿者: | 2021-07-22

少し前、Windows11が発表されましたね。
動作環境は見てびっくり、結構厳しい感じになりそうです。噂では第8世代Core以降で、TPM2.0必須など・・・。

Windows10はゆるゆるだったので、逆にびっくりしますね。Windows10までは対応世代が多いんですね。
Windows7が第6世代Coreまでだったのですが、Windows10はPAE,SSE2,NXの関係でPentium4(LGA775)~なのですが、それでもかなりの対応数だと思います。
そもそもWindows11は64bit版のみとなり、32bit版が用意されないようですのでその時点で結構な数がリタイアです。64bitのみという制約だけでも、Pentium4(LGA775)以降でないと対応していませんからね。

まぁ、前置きが長くなりましたが
今メインのモバイル機として使用しているのがLet’snote CF-SX4なので、CPUは5000番台となり
Windows11にはちょっと不安があるということです。(CPU要件は緩和される可能性高そうですが…)

という理由をこじつけて(?)買っちゃいました。
Let’snote CF-SV8(CF-SV8CD3LC)

■主な仕様
CPU:Core i5-8265U(1.6GHz/4C8T)
メモリ:8GB(オンボード/増設不可)
SSD:256GB(M.2-2280/SATA)
光学:DVDスーパーマルチ
液晶:12.1インチワイドIPS (WUXGA/1920×1200)
OS:Windows10 Home
その他:USB3.1(Type-C)/USB3.0x3/有線LAN/Webカメラ/HDMI/D-sub
無線LAN(11a,b,g,n,ac)/Bluetooth5.0/マイク/ヘッドホン/SDカード/ステレオスピーカー

見た目はほぼいつもどおりのLet’snoteです。
SXシリーズから乗り換えると画面ヒンジのあたりやトラックパッド、液晶の比率に違和感を感じますが、SZからの乗り換えであれば特に違和感は感じないでしょう。(液晶はSZと共通)
左がSV8、右がSZ6です。
SXシリーズは光学ドライブ搭載、NXシリーズが光学ドライブ非搭載とシリーズ自体が別れていましたが、SZシリーズ以降は同じシリーズで搭載モデルと非搭載モデルが存在します。
また、光学ドライブがSXまでのクラムシェル型ではなく、普通のトレイローディング方式となっています。
なおドライブ自体は専用品で、シャーシも穴だらけ。超軽量化と省電力化が図られています。

キーボード、アームレスト付近はこんな具合です。割と使用感無く、きれいですね。

裏面です。SXシリーズと違い、バッテリは本体のサイズ内に収まっています。
Sバッテリ装着時の重量は1Kgを切るくらいですが、それ以上に軽く感じます。

品番・シリアルナンバーのステッカーです。
型番自体がステッカー貼り付けとなり、筐体に印刷されているのはCF-SVまでとなります。
筐体を使い回す気満々ですね。

右サイドです。
USB3.0が2ポート、D-subとLANポートがあります。ケンジントンロックもありますね。

続いて左サイドです。
こちらはアダプタ差込口、排気口、HDMI、USB3.0、USB3.1(Type-C)があります。

フロントです。
電源スイッチ、SDカードスロット、イヤホンジャック、各種インジケータ、光学ドライブがあります。

相変わらず小さい筐体に各種インターフェースが詰め込んであります。素晴らしいことです。
Apple製品のように変換コネクタばかり必要なのもどうかと思いますね。個人的には。

バッテリを外すと、いつもの封印シールがあります。
右側には黒いシール(硬め)がありますが、これはおそらくWWAN(LTE)搭載モデルのSIM差込口になるところです。いずれにしても分解するにはどちらも剥がしてください。

この機種、変な型番で調べても情報が少ないんですよね。どうも大学生協モデルのようです。

余談ですが、大学生協モデルというとボッタクリPCなんてよく言われますが、新品でこのLet’snoteがこの価格なら特売でしょう。大学生仕様なので(?)かわかりませんが、付属バッテリがSのみだったり、OSがWindows10HomeでProでなかったりしますが、安価に入手できたので良しとしましょう。

さて、メモリはいずれにしてもオンボードのみで増設もできませんが、SSDが256GBだと少し心もとないので増設します。自分の用途では256GBでも絶対に足りるのですが、足りるとわかっているサイズの倍はないと不安なんですよね。なぜか…。
ということで、こちらのSSDを用意しました。
Intel 760p シリーズ SSDPEKKW010T8X1(M.2/NVMe/1TB)

中身はこんなんです。IntelのSSDは割高ですが、現状M.2のSSDで私が信用しているのはIntelだけです。
比較的発熱も穏やかだと思います。モバイル機なので、爆熱はいただけません。

片面実装ですね。Intelロゴがかっこいい(笑)

本体を分解していきます。
難しいところは一切無く、見えるビスを全て外せばロアカバーが外れます。

赤部分がSSDです。ビスを1本外せば取り外せますが、張り付いているプラスチックは剥がして再利用します。
緑部分にはおそらくLTEモジュールが入りますが、相変わらずのLet’snoteでライザカード的なものが必要です。
そして橙部分が無線カードですが、基板直付のため交換不可です。

SSDはこんな具合に外しました。

取り外したSSDです。
SAMSUNG PM871bシリーズ MZ-NLN256C(M.2/SATA/256GB)

SSDを交換したら、逆の手順で戻します。

ついでにちょっとエアブローしておきます。
ファンは東芝製ですね。東芝のdynabook SS、好きだったなぁ。

仮組みしたら確認します。UEFIで認識していますのでOKです。
あとは予め作成しておいたリカバリーディスクでリカバリし、完成です。

いやぁ~。やっぱ速いですね。新しいヤツは。
それとレッツノートなのに、液晶がきれいなんですよ。
SX4は普通のTN液晶って感じで色味も悪かったんですが、SVの液晶はIPSなんですね。キレイなわけです。

レッツノート=液晶はクソ だと思っていましたので、ちょっとびっくりしましたが、正常進化といえばそうですね。でも、液晶がきれいになって、バッテリの持ちが悪くなったような事が無いことを祈っています。

レッツノートはレッツノートであって、MacbookAirではないので…。
今回のSV8で驚いたのはそれだけでなく、レッツノートといえば定番の「電源プラン拡張ユーティリティ」、これが廃止されているようです。それと同時に、光学ドライブの電源オフ時間の設定なども設定できなくなっています。
Windows標準の省電力制御が優秀になったことと、光学ドライブの電源についてはドライブ側かメインボードのハード的に制御している感じがしますので(長時間使用しないと、初回使用時に30秒以上認識時間がかかる)、あわせ技で解決しているようですね。

あとはPanasonicの各種設定アプリがWindowsのスタートメニューから呼び出すのではなく、スタートメニューからランチャーを呼び出し、そこから起動する仕組みに変わっていますが、はっきり言ってクソです。
なんでPC情報ビューワを開くのに、Panasonic内のランチャーを起動してから、タブを選択し、ビューワを開かないといけないのでしょうか。Panasonic内にPC情報ビューワを今まで通り置いておけばいいのに。

おそらく、タッチパネルのモデルにも対応するためのランチャーだと思いますが(マウスで操作すると大変ボタンが大きく、鬱陶しい)、共通にする必要はないのでは…。と思っています。

頼みますよ、Panasonicさん…。
100歩譲って、メモリがオンボードのみなのは許しますから…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です