SONY Playstation Vita(PS Vita)アナログスティック不良修理

投稿者: | 2021-02-20

珍しい、PSVitaネタです。
行きつけのリサイクルショップで、ジャンク品のVitaを見つけました。
本体のみ、アナログスティック入力が入ったまま
という状態で、2,000円(!)。即購入しました。2世代目のPCH-2000ですね。

まぁ、VitaはすでにPCH-1000の最初期、3Gモデルを持っています。
あまり使わないので、思い出して充電したくらいです。
今回のものは、アナログスティックを交換すれば治るか…と思っていましたが…
いや~。裏切られましたね。気づいた方もみえるかと思いますが、すでに左のスティックが交換されています。

とりあえず、充電して電源を入れてみます。電源は普通に入ります。
設定等を開くと、一気に下までスクロールされます。
下向きに入力が入っているようですね。

FWバージョンは3.69、割と最近まで使用していた感じです。
Vitaカード刺さっていますね。これは本当にラッキー。

さて、なにはともあれ分解していきます。全て+ビスです。
赤丸4箇所と赤矢印2箇所を外し、本体上部のゲームカード挿入口を開けた場所(橙矢印)に1箇所あります。

ビスを外すと、裏フタが外せます。少しツメでハマっている感じなので、気をつけて外して下さい。裏のタッチパッドのフラットケーブルがつながっていますので切らないように。。。
裏フタを開けた状態です。

どうせこれやろ、と思って先走ったアナログスティックです。
2個セットで1,000円程度と、爆安な中華製品です。表面はしょぼいですが、一応使えます。片方だけ交換すると見た目が悪いので、両方互換品に交換します。

分解途中の写真で申し訳ありません。まずL側(左)です。
フラットケーブルが3箇所と基板の固定ビスを2箇所外します。

アナログスティックは基板を外した下にある、赤で囲った部分です。
ビス2本で交換し、戻せば治るはず…だったのですが、治りません。

するとこいつか?また中華から、L側の基板を取り寄せました。900円くらい。
いやぁ、よくできてますね。

並べてみても、しっかり使えそうです。
…がしかし、治りません。

すると後は、メイン基板かフレキシブルケーブルですね。
もはや交換できるのがフレキシブルケーブルしか無い。ここまで来たらとことん付き合いましょう。700円くらい。

フレキは交換するのがちょっと面倒です。
バッテリーの下を通っているのと、電源ボタンがつながっているフレキなので、本体上部のカバーを外さないとフレキは外れません。

バッテリーを外し、赤丸のビス2箇所を外します。カメラを押さえているプラスチックを外します。
その後、上部のスイッチパネルを赤矢印方向に外します。パネルの端に爪があり、本体にハマっていますので折らないように気をつけて外します。

どちらも外れました。
カメラを押さえている部品は、無線のアンテナ基板が付いています。
金属バネの接触で接続されているので、ケーブルはありません。

これでフレキが外れますが、電源ボタンの部分は本体に両面テープで固定されています。気をつけて外します。
あたらしいフレキと外したフレキです。

同じように、両面テープを貼り付けて固定しておきます。

あとはもとに戻します。
結果としては、、、治りました!

本体:2,000円
ボタン基板:900円
フレキ:700円
スティックx2:1,000円
============
合計:4,600円

…まぁまぁかかりましたね。
前所有者でしょうか、クソ工具で分解したと見えてひどいネジのなめ方です。
しかも、ネジがいくつか欠損していました。(適当に補充しました)

結論としては、障害の切り分けは慎重に。
初心忘るべからず ですね。

治りはしましたので、Henkakuでも入れてエミュ専でもいいですね。

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