EPSON Endeavor ST170EのSSD換装

投稿者: | 2019-05-14

今回は少し珍しい、EPSONの小型PCです。
EPSONというと、最近だとあまり目立ってパソコン機器を販売している感じはありませんね(基本的にはWebダイレクト販売)。

昔はというとご存知の通り、NEC PC-9800シリーズ全盛期には98互換機まで作っていた、れっきとしたパソコンメーカーだったわけですね。

そんなEPSONも、現在ではPC/AT互換機を作っています。
その中の少し攻めたモデルが今回のウルトラコンパクトモデルです。

ST170Eです。
スペックは以下の通り。
CPU:Corei5 4200M(2.5GHz)
メモリ:8GB(DDR3-SODIMM/2スロット)
HDD:500GB
光学:なし

フロントパネルはこんな様子です。
フロントにUSBが3つ、しかも1つは3.0対応と、結構充実しています。

リアパネルはこんな具合です。
こんなにコンパクトなのに、端子の豊富さが素晴らしいですね。
マウス・キーボード共用ですがPS/2端子もありますし、USBが5ポート、D-Sub/DVI/miniHDMI、音声入出力と至れり尽くせりです。
RS-232Cのシリアルはありませんが、用途的に必要ないでしょう。
では 早速バラします。赤丸のネジを2本外します。

今回は友人の依頼でサクサクなネット端末を作るのが目的なので、SSDを取り付けます。せっかくHDDもついていますので、2台積みしてSSDとHDDのデュアルドライブにします。さきほどのネジ2本を外したら、画像のようにずらせば外装が外れます。

外れました。
赤丸のネジ3本を外すと、HDDがマウンターごと外れます。
CPUファンもついてきますので、配線を予め外してください。

HDDです。
TOSHIBA MQ01ABF050(2.5インチ/SATA/7mm厚/500GB)
7mm厚のモデルがついていましたが、9.5mm厚でも問題なく取付可能です。

マザーボード側です。簡素ですね~。
CPUは直付けではありませんので交換可能です。
メモリもDDR3-SODIMMのソケットが2つありますので交換可能です。
中央付近にPCI-Expressがあり、無線カードなども増設できそうです。
しかも、無いと思っていたRS-232Cのシリアル端子が、内部的にはあるようですね。(写真右側の青緑の端子)抜かりないようです。

SSDを準備しました。今回はSandiskのSSDです。
256GBで5,000円前後と、ここ数年で一気に安くなりましたね。

マウンタに取り付けるにはビスが必要なのと、SATAケーブルも必要です。
SATAケーブルは短くないと収まりませんが、なんとか在庫を見つけました。
(上:通常のもの 下:短いもの)

なんとか取り付けました。
狭い筐体に埋めるのも、なかなか大変ですよね。

続いてWindowsをインストールします。
Windows7 HomePremiumのCOAシールが付いていますので、Windows10 Homeをクリーンインストールします。
ライセンスは無償アップグレードで、認証が通りました。

インストールが終了後、ドライバを当ててWindowsUpdateします。
その後、元システムディスクのHDDをフォーマットして完成です。

いや~、USBブートが普通にできて、インストールもこんなに早い。
SSDの効果も大きいですが、Windows10はインストール早いですね。

そして、本体が本当に小さい!
まぁ、電源はアダプターなのでアレですが、HDMIも付いているし、音は静かだし、リビングのテレビとかにつないで使ったりするのに最適ではないでしょうか。

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