Microsoft Xbox360 RRoD(Red Ring of Death)の修理

投稿者: | 2010-12-01



Microsoft Xbox360 RRoD(Red Ring of Death)の修理]]>

Microsoft Xbox360 RRoD(Red Ring of Death)の修理

 

いきなりですが、最近のゲーム機は性能が高いですね。

まぁ性能、とひとくくりで言うよりは、グラフィックがめざましい進化をしていると言った方が良いでしょうか。

 

次世代機(死語)といわれる中で、任天堂のWii以外はMicrosoft Xbox360やSONY Playstation3がありますが、

後者はグラフィックの方向へ、前者はDSでも知られるとおり直感的なゲームにこだわっているようですね。

(まぁWiiが売れて嫉妬したのか知りませんけど、Xbox360はKinectとか、PS3はMoveとか、対抗馬出してるみたいですが)

 

とまぁ、長い前置きでしたが、要するに言いたいことは

「発熱が半端じゃない」

ということですね。

発売された当初から、Xbox360に関しては「RRoD」と呼ばれる故障が相次いでいたわけですが、

それからすぐ、初期型PS3も同じ目に遭うことになります。

PS3ではYLoDというみたいですね。(Yellow Lanp of Death)

両方とも、原因はCPU・GPU周りのBGA半田浮き、半田割れといわれています。

発熱が大きくなった事、それに半田の鉛フリー化も原因とする声が多いようです。

 

それはいいのですが、こういうことがあると、私たちジャンカーには嬉しいものがありますね。

ジャンクが同時期に大量に・・・。

それはつまり、値段の降下を意味します。事実、ヤフオクでも叩き売り状態です。

 

今回は、本体+AVケーブル+ACアダプタのセットがあったので、2000円ほど入れてみたら落ちてしまいました。

というわけでレポートです。

 

届いたので、何の基板なのかを判断しましょう。

背面表記は12V 16.5A/5V 1Aです。HDMI出力は無いので、Xenon基板ということになりますね。

 

アダプターも203W品です。やはりXenon基板で確定でしょう。

 

それはそうと、さっきからカラカラ言うんですが・・・

ひっくり返して戻して・・・ カランッ

何かのバネが落ちてきました・・・。何でしょうか。最後のほうで解決しますが。

 

では動作確認。リングが赤色で3つ点灯します。RRoDですね。

 

RRoDには、色々対策方法がありますが、

・布団にくるんで熱暴走させ、ほかっておく(自分の熱で溶かす)

・排気口から、ドライヤーで熱風を送り、電源を入れたままにして溶かす(自分の熱+ドライヤーで溶かす)

・分解してヒートガンで半田をリフローする

があります。一番確実なのは、3個目ですね。

1個目、2個目はほかの部品まで温まってしまいますし、確実ではありません。再発度も比較的高いようです。

 

というわけで(?)前回PS3でも実績のあるヒートガン戦法でいきましょう。

まず分解しないことには始まりません。

フェイスプレートを外すと、マイクロソフトの封印シールがありますが、そんなもん剥がしてしまいましょう。

 

フェイスプレートを外した状態です。

 

まずは、上面と底面の網を外します。横の穴から見えるツメを精密ドライバーでこじって、外します。

上面のHDDカバーを外す→上面の網を外す→底面の網を外す が一番やりやすいかと思います。

 

 

両方外れたら、今度は白いカバーを外していきます。

背面です。これから開封していきます。

 

この2箇所のツメと5箇所のツメに、細いもので同時に押す力をかけます。

ドライバーを7本持ちというのは人間では到底不可能ですので、工具を作ると良いでしょう。

プラスチックで、この穴の幅に合わせて飛び出した工具です。調べると出てくるでしょう。

もちろん、前面のツメも外してくださいね。

 

この白いカバーを片方外すと、ねじが見えます。すべてトルクスドライバーでしか開けられません。

マイクロソフト、ツメといい、ネジといい、嫌がらせとしか思えませんね。開けてみろやー!みたいな。(笑)

 

赤丸したネジはT10です。このネジ(6本)を外すと、やっとでもう片方のケースが金属のフタごと外れます。

 

御開帳ですね。PCの中を見たことがある人であれば、ちょっとヒートシンク小さくね?と思うと思います。

 

次に、ジャマなドライブとエアダクトを外します。これは外してみればわかります。

ドライブは前面にアルミテープで1箇所とめてあるだけです。(アースかな)

エアダクトは中央のツメでファン近くに刺さっていますが、強引に外しました。

外した図です。

 

ドライブはディスクに傷を入れると悪名高い東芝サムスンのものですね。爆音・低読取精度・傷入れで評判は最悪です。

(ただゴニョゴニョすると魔法のドライブになるとかならないとか・・・なロットでしたが。当りっちゃ当り?)

 

次に、ハコからマザーボードを出します。

裏のネジというネジを外してください。

黒いネジ(CPU/GPUクーラ留め)はT8、その他はすべてT10です。

(T9ですべて大丈夫でしたが、なめるリスクもあるのでT8とT10を使用することをお勧めします。)

赤色:T10 黄色:T8

 

これらのネジを外すと、マザーボードが外れます。

 

次にこのヒートシンク2個を外します。

 

裏にリテンション金具が付いているので、マイナスドライバなどでこじって外します。

 

外しました。

 

これで、ヒートシンクが外れます。少し粘着質なグリスでくっついているので、ねじねじして外しましょう。

外れました。

 

まずはどうあれグリスをふき取っておきましょう。サッとでOKです。

 

CPUとGPUです。台湾製ですねぇ・・・

 

さて、作業に入りましょう。まずは半田のハリを取り戻す為、フラックスを流し込みます。

半田づけをした事のある方はわかるかと思いますが、1回冷えたものを再加熱すると過熱しすぎで芋半田になりますね。

あれは強度的にも良くないので、フラックスを塗ってごまかします。

 

スポイトなどでやるのがいいんでしょうが、無かったのでビンから直接流し込みました。

垂れまくりですね・・・。

 

さて、気を取り直してリフローです。PS3のときも使用したヒートガンで行きます。

 

15秒程度がいいようですが、念には念をということで、30秒ほど熱しました。

そしたらフラックスの煙が~~~・・・気にしませんがねw

(※あまり熱ししすぎるとCPUとGPU自体が死んでしまうこともあるので気をつけましょう。)

 

熱した後です。フラックスが焦げてますね。

 

このまま冷まします。(20分程度)その間に、ファンの掃除やらなんやらしておきましょう。

 

20分経過し、大体冷めた(ぬるい程度)ので逆の手順で組み立てます。

リテンション金具をつけるのが少し苦労しますが、気合で押し込みます(笑)。

勿論、ヒートシンクをつけるときはシリコングリスを塗りましょう。マスター、いつもの。ですねw

 

まずは動作確認しないといけませんので、仮組みでOKです。(この程度で)

 

TVにつないで、動作確認します。

 

きました、ロゴ画面です。ううむ、PS3の初挑戦のときに比べると、達成感がない・・・。

それと、TVの横のXbox360は、前から持っていたものです。気にしないでくださいね。

仮組みされたほうが、グリーンランプで動作しているのがわかると思います。

 

さて、動作も確認したことなので、組み立てていくのですが、ちょっと気になることが。

フェイスプレートのUSB端子のフタが、ばね留めが折れて、パコパコ状態です。

・・・・。やっとでつながりました。最初に落ちてきたばねはここのやつですか、そうですか!

みっともないので、銅線で補修し、テープで仮止めしました。そうそう使わないし、いいでしょ。

 

さっきのばね

 

銅線を加工したもの

 

はめ込む→テープで保護。我ながら良いできです。

 

さて、完全に組み立てて、LANをつないでアップデートします。

 

その後、落ちないかゲームでテスト。GrandTheftAutoで動作確認しましたがなかなか落ちません。

長期的にはまだわかりませんが、とりあえず直ったので良しとしましょう。

 

いやぁ、送料込み2700円でこれはおいしいかも。

ゲームしない人でも、本体とリモコン(1000円程度)をそろえれば、PC連携で音楽・動画など使えますから。

家庭内LANが構築してあればもっといいですね。

 

どうです?リビングにおひとつ。(笑)

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