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DELL E152FPの修理

どうでしょう。この大量のディスプレイ!w
さてさて皆様、久しぶりの記事書きです。
実はネタは結構あったんですが、書く時間と気力がなかなか合わず、このザマです。
これは3ヶ月以上前にやった気がしますが、思い出しつつ書いていこうと思います。
なぜ今更15インチディスプレイの修理かといいますと、
「ヤフオクを見ていたら、7台セットで2000円以下」
というプライスにつられたのでした。
送料込みでも3000円台です。遊ぶにはいいネタだと思って落札したのは良いものの、
やはり置き場所に困りました・・・とそんなことは置いておきまして。
早速症状です。今回のディスプレイは白いもの(グリーンハウス製)を除いてすべてDELLの
E152FP/E153FP
でした。しかも症状は
「電源は入り、表示もするがバックライトがつかないor不安定or途中で消える」
というものです。
ぶれてはいますがこんなディスプレイです。

後ろから。

調べてみると、どうもコンデンサ1本交換で直るかもとのこと。早速分解していきます。
まずは裏返し、脚を取り外します。

外れました。

続いて、ディスプレイの裏蓋を外しますが、これがくせ者です。
ねじが一切無く、すべてツメで留めてあります。ドライバやスクレーパを駆使して外しましょう。
(傷は避けられないかも・・・。)外れた状態です。

さらに金属のシールドを外していきます。液晶パネルを外すと、やっとで基板とご対面。
この基板の場合、コンデンサ不良のようです。

こちらが電源基板のです。

問題のコンデンサはこれ。少し膨らんでいます。16V/1000uF
近くに発熱源のダイオードが、ヒートシンク代わりの銅板と共に立っています。
アルミ電解コンデンサには少し過酷な環境ですね。

真上から見たときの位置はここ。

サクっと交換します。

元に戻し、電源を入れてみます。きましたね。

続いてもう片方の機種です。(どちらがどちらか忘れてしまった・・・)
分解してみて基板がこちらのものは、コンデンサではなく、ヒューズ切れです。

基板を真上から見たところです。液晶の制御基板が、もう一方の機種と違いピンヘッダで繋がっています。

問題のヒューズはこちら。

これです。もはや色が真っ黒に焦げた感じになっています。ヒューズというより、ダイオード?

とりあえず、ジャンパしてみます。

戻して電源を入れてみると・・・きました。

これだけの数が同じ故障で壊れているとなると、どうも設計に問題があったようですね。
まぁこの年数使えていれば、経年劣化の範疇だとは思いますが。
さて、この大量のDELLディスプレイ、どうしましょうか・・・。