東芝 Dynabook SS3000の修理]]>
東芝 Dynabook SS3000の修理
どうも、zazametaです。
最近、スペックジャンク(?)のようなPCをたくさん頂く機会がありまして、これもその中の1台でした。
なぜ今更SS3000?と思う方もいらっしゃると思いますが、頂いたPCの中で、そのままの状態で動作し、なおかつ性能がよかったのがこれだったからです。良いといっても、よくないですよ。(w
ちなみに、キーボードはかなりの数が吹っ飛んでいましたが、手持ちに完全に動作しないLibrettoL1がありましたのでそこから移植しました。色が違うだけで、アキュポイント、キーボードともに互換性があります。
スペック
CPU:Intel MMX Pentium 233MHz
メモリ:32MB
ディスプレイ:SVGA TFT液晶
この世代で、SVGA、しかもTFTですよ!
そして薄いと来た。これは復活させるしかない。そして特筆すべきは「ファンレス」ですね!
騒音源がHDDしかない、と。まぁとりあえずこれはおいといて、ですね
問題は他にあるんですね。
・物忘れがひどい→バックアップバッテリ交換。
・DC差込口がない(!)
どうしようかな・・・。
・本体には15Vと表記、今の東芝アダプタは16Vだが、1Vくらい問題ない。
・DCジャックを入れるほどの大きさの穴でないので、外に飛び出させる。
・端子は今の東芝に統一し、汎用性をもたせる。
小一時間迷った上、上の条件のようにすることにしました。まず分解ですね。
まずメモリスロットのふたをはずします。外れたらメモリもはずします。(右:増設メモリ)
その後、裏に見えるネジ全てをはずします。こう見ると左右対称な構造ですね。
これでキーボード、パームレストが外れます。例のごとくパームレストにフラットケーブルがつながっていますので切らないように注意してください。
次に、メイン基板を摘出する為に液晶部を取り外します。赤丸のネジをはずし、黄色で囲んだコネクタをはずします。
これでメイン基板+ボトムカバーだけになります。メイン基板をはずすには、赤丸以外のネジをはずせばOKです。
メイン基板です。
ここがDCジャック部分です。ほんとに無くなってますね。ちなみに、極性は写真で上が(+)、下が(-)です。
適当にジャンク箱を漁ったら見つかった東芝コネクタをこれまた適当に半田付けします。
前述の理由からケーブルを延ばして接続します。
これでDCジャック修理は完了です。次は物忘れを修理ですね。
メインボードの中央付近についています。緑色の丸いものがバックアップバッテリです。
ちょうどSS2010のもの(端子が違う)がありましたので、直接半田付けしておくことにしました。
SS2010のバッテリ
取り付け後
これで完了です。
次はこのSS3000をせっかくなので0スピンドル化(SSDもどきで!)したいと思います。