TOSHIBA dynabook SS2110の擬似SSD化(CFモデル)とメモリ増設]]>
TOSHIBA dynabook SS2110の擬似SSD化(CFモデル)とメモリ増設
SS2000系のネタは久しぶりですね。
今回は、壊れる・遅い・高いと3拍子揃っていることで有名(?)な東芝1.8インチHDDを換装します。
動機としては、最近カツカツ言ってフリーズし、何分も待たされることが多くなったからです。
終いにはXPが立ち上がりません。もうダメですね。
というわけで、前々からやってみたかったCF-HDD変換アダプタを利用してみることにしました。
スペックはこんな感じですね。
CPU:Intel PentiumM 1GHz
メモリ:768MB(DDR-SODIMM/オンボード256MB/スロット1/最大768MB)※
HDD:20GB(1.8インチ/東芝IDE)
液晶:12.1インチノングレア(XGA/1024x768)
チップセット:Intel 855GM
光学:なし
OS:Microsoft Windows XP Professional
※については、後に述べます。
こちらが今回購入したアダプタです。2つあるのは、他にSS S20にも使用する為です。
某オークションにて、単価¥500程度でした。(CF-東芝1.8HDD変換)
今回は実験ということで、遅いことに定評のある133XのCFを利用してみます。
Trancend CompactFlash 8GB 133X ¥1500
ちなみにこれが故障した20GBのものです。
マウンタが溶けてべったりくっついています。取れません。
TOSHIBA MK2004GAL(20GB/東芝IDE/1.8インチ/5mm厚)
OSをインストールしていきますが、この環境では
・NTFSでフォーマット(クイックでない)
にしないと、エラーが出てインストールできませんでした。インストール中です。
さて、その間に比較用として、SS2110(WLAN)のほうでHDDのスコアを計測しましょう。
こちらは40GBモデルでZIFという、少し後期のモデルなので20GBのものよりは速いでしょうが、
比較なのでまぁいいでしょう。
TOSHIBA MK4009GAL(40GB/ZIF/1.8インチ/5mm厚) + ZIF-東芝IDE 変換アダプタ
ちょっと低すぎ・・・?
少し遅すぎる気がするので、デフラグをかけます。
再計測。上がりましたね。・・・といっても遅いですが。
そうこうしているうちに、CFのほうのインストールが終了しました。
先に日立マイクロドライブのドライバを改変し、HDDとして認識させておきます。
その後、各種ドライバを当て、ベンチマークしてみます。
Trancend CF 8GB 133X + CF-東芝IDE変換アダプタ
劇的にシーケンシャルライトが遅いですね。逆に、リード全般とランダムライトはHDDより速いです。
インストールとドライバ当てなどで断片化が考えられるので、デフラグをかけます。
SSDでデフラグが不要と仰る方もいますが、SSDでも必要です。HDDとは意味が違うデフラグですね。
デフラグ後、プチフリ対策のソフトを導入します。今回はFlashFireを使用しました。
その後の計測です。ライト系全般の数値が上がっていますね。効果は抜群です。プチフリもかなり軽減されました。
※メモリを増設しよう!
さて、一番上で※があって、何だろう?ということで下まで読んできた方もいるかと思います
メーカー公式では最大768MBとなっているメモリですが、今回DDR-SODIMMの1GBモノが手に入ったので実験です。
今回入手したものはこちら。
BUFFALO DN333-A1G/E(DDR-SODIMM/1GB)
もともと刺さっていたものです。
ELECOM ED333-N512M(DDR-SODIMM/512MB)
差し替えて起動してみます。おっ。
きましたね。いい感じです。
というわけで、+1GBでも大丈夫なようです。