TOSHIBA dynabook Qosmio F30/695LSBLの修理]]>
TOSHIBA dynabook Qosmio F30/695LSBLの修理
またまたQosmioで御座います。
F30でもラインアップがたくさんある訳なのですが、これは695LSBLというモデルです。
695LSはXPでCoreDuoです。その末端にBLが付いていますね。
BLが付くと黒いモデルです。それだけの違いとなります。
スペックは以下の通り。
CPU:Intel CoreDuo T2300E (1.66GHz/SocketM)
メモリ:512MB(DDR2-SODIMM/512MBx1/最大4GB/スロット2)
HDD:なし(2.5インチ/SATA)
液晶:15.4インチワイドグレア(WXGA/1280x800)※2灯式
チップセット:Intel 945PM + Nvidia GeForce Go6700
光学:DVDスーパーマルチ(スロットイン)
OS:Microsoft WindowsVista HomePremium COAシール付
天板はシルバーですね。少しゴールド系でしょうか・・・?
開くと漆黒のQosmioです。カッコいいです。
購入時のシールはそのままです。大切に使っていたのですね。
こちらもです。
型番ですね。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、今回のものは「起動するが画面に表示が無い」というものでした。
分解してきましょう。まず裏返し、ねじを外します。
こんなメモリが刺さっていました。どう考えても一度メモリ交換されています。
東芝のPCの純正で、Replace with HPなんてシールの付いたメモリはどう考えてもあり得ません。
ガンガン分解します。
キーボードを外していきましょう。
金属のフタも外し、ケーブル類をすべて外します。
これで上半身ごと外れます。
メインボードを摘出しました。
これが問題のやつです。(Nvidia GeForce Go6700)
今回の機体は新ロゴですね。
こちらがCPU。(CoreDuo T2300E/1.66GHz/L2 2MB/FSB 667MHz/SocketM)
リフロー後、組み立てます。ACが無いため、自作しますが、注意点があります。
・ジャンパを利用して製作するが、電流が非常に大きいため、このACを利用しての起動は極力行わない。(溶けます)
つまり、ACで内臓バッテリを充電して、ACを外してから起動させる、ということです。
こんな感じに自作しました。
挿します。
PC側を接続してから、ACに繋ぎます。通電しましたね。
しばらく充電し、バッテリが満タンになった所で、起動してみます。大丈夫ですね。
HDDが無いので、PuppyLinuxで起動します。・・・。
と思ったら、ドライブにCDが入ったままでした。しっかり粉砕して処分しておきます。
気を取り直して、PuppyLinuxで起動します。起動しましたね。輝度も良好です。
純正のACは15V 8Aですが、今回使用したACは16V 4Aです。
使用時はテスト用に留めておいてくださいね。常用はどう考えても無理ですから。