TOSHIBA dynabook Qosmio F30/695LSBLの修理

投稿者: | 2011-06-12



TOSHIBA dynabook Qosmio F30/695LSBLの修理]]>

TOSHIBA dynabook Qosmio F30/695LSBLの修理

 

またまたQosmioで御座います。

F30でもラインアップがたくさんある訳なのですが、これは695LSBLというモデルです。

695LSはXPでCoreDuoです。その末端にBLが付いていますね。

BLが付くと黒いモデルです。それだけの違いとなります。

 

スペックは以下の通り。

 

CPU:Intel CoreDuo T2300E (1.66GHz/SocketM)

メモリ:512MB(DDR2-SODIMM/512MBx1/最大4GB/スロット2)

HDD:なし(2.5インチ/SATA)

液晶:15.4インチワイドグレア(WXGA/1280x800)※2灯式

チップセット:Intel 945PM + Nvidia GeForce Go6700

光学:DVDスーパーマルチ(スロットイン)

OS:Microsoft WindowsVista HomePremium COAシール付

 

天板はシルバーですね。少しゴールド系でしょうか・・・?

 

開くと漆黒のQosmioです。カッコいいです。

 

購入時のシールはそのままです。大切に使っていたのですね。

 

こちらもです。

 

型番ですね。

 

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、今回のものは「起動するが画面に表示が無い」というものでした。

分解してきましょう。まず裏返し、ねじを外します。

 

こんなメモリが刺さっていました。どう考えても一度メモリ交換されています。

東芝のPCの純正で、Replace with HPなんてシールの付いたメモリはどう考えてもあり得ません。

 

ガンガン分解します。

 

キーボードを外していきましょう。

 

金属のフタも外し、ケーブル類をすべて外します。

 

これで上半身ごと外れます。

 

メインボードを摘出しました。

 

これが問題のやつです。(Nvidia GeForce Go6700)

今回の機体は新ロゴですね。

 

こちらがCPU。(CoreDuo T2300E/1.66GHz/L2 2MB/FSB 667MHz/SocketM)

 

リフロー後、組み立てます。ACが無いため、自作しますが、注意点があります。

・ジャンパを利用して製作するが、電流が非常に大きいため、このACを利用しての起動は極力行わない。(溶けます)

つまり、ACで内臓バッテリを充電して、ACを外してから起動させる、ということです。

こんな感じに自作しました。

 

挿します。

 

PC側を接続してから、ACに繋ぎます。通電しましたね。

 

しばらく充電し、バッテリが満タンになった所で、起動してみます。大丈夫ですね。

 

HDDが無いので、PuppyLinuxで起動します。・・・。

と思ったら、ドライブにCDが入ったままでした。しっかり粉砕して処分しておきます。

 

気を取り直して、PuppyLinuxで起動します。起動しましたね。輝度も良好です。

 

純正のACは15V 8Aですが、今回使用したACは16V 4Aです。

使用時はテスト用に留めておいてくださいね。常用はどう考えても無理ですから。

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