東芝 Dynabook SS2110の天板塗装 [痛PC]

投稿者: | 2010-04-06



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東芝 Dynabook SS2110の天板塗装 [痛PC]

△完成品

 

どうも皆様、長門一筋のzazametaです。

某動画共有サイトをあてもなくだらだらと閲覧していましたところ、

「痛PC」なるものを製作している動画を発見。

すぐさまGoogle先生に尋ねると、出るわ、出るわ。

非常に痛いパソコンたちがたくさん。

 

深夜だった為か、テンションがおかしかったzazametaは、一瞬で製作を決めたのでした。

しかし深夜2時です。もちろん買い物には行けません。あるもののみでやらなければなりません。

ネットでは

・カッティングシートを切って張る

・ラベルシートに印刷後、張る

が多いようでした。

 

んー・・・。

現状、

カッティングシート:あるわけない

ラベルシート:もってるわけない

という状態ですので、あきらめようかと思ったそのとき!

前回、VAIOの天板塗装で使用した“ラッカースプレー”があるではないですか!

キミに決めた!と言わんばかりに、早速行動に移します。

まずは、失敗しても痛くないよう(というか2台あるんですけど・・・)Junkのほうで試します。

 

M/B不良、キーボード・アームレストテカり、液晶割れという散々な状態の正真正銘のJunkです。

 

まずは分解して、天板のみの状態にします。赤丸部分に目隠しシールがしてあり、

その下にネジがあるのでそれらを全てはずします。

 

外し終わると、液晶のフレームが外れますので外します。SS2000シリーズでは金属製だったものが、

SS2100シリーズではプラスチック製になっていますので、割らないように慎重に外してください。取り外し後です。

 

これで液晶が浮きますが、先に写真手前に見えるインバータを外しましょう。ネジ1本で止められています。

液晶を左に起こした状態です。この時点で、液晶の配線は抜き、天板にテープ止めしてあるインバータ配線も外しましょう。

 

次に、赤丸部分のネジを外します。これで天板を外すことができます。

 

外れました。

 

私は念のために天板上部のラッチ(プラの部分)も外しましたが、ここは外さなくてもOKです。

 

次に、あらかじめ塗装したい図案をフォトショップなどを用い2値化し、プリンタで実寸で印刷しておきます。

サイズ合わせには普通紙を使用し、印刷もドラフト(各メーカーの“速い”など)で行うとインク消費が少なくて済みます。

サイズ合わせが済んだら、マット紙などにきれいに印刷します。

光沢紙は厚みがある上、切り口から塗料が染み込みやすいのでNGです。但し、普通紙だとそれこそふにゃふにゃになったり、

はがしたりする時に不安が残るので、やはりここはマット紙が良いでしょう。

私はこれを使用しました。100枚で600円程度です。1枚6円。

 

印刷に使用したプリンタは Canon IP4600です。

 

印刷できました。いい感じです。

 

次に、これを切り抜いていきます。

自分がどのような塗装をするかによって少し変わりますが、私はシルエット自体を塗装したいので

シルエット部を取り除きます。

カッターを用いてきれいに切り離していきます。バリは厳禁です。きれいに切ってください。

 

切り離し終了です。離れたパーツ(塗りたくない部分の)も切って、取っておきましょう。(写真右、本の部分)

 

次は、これを天板に貼り付けます。本当は弱粘着のスプレーのりを使用したいところですが、あいにく持っていません。

というわけで、両面テープを使用して張っていきます。

 

張れました。

 

次はマスキングです。ラッカースプレーがかなり飛び散るので、横などをしっかりマスキングします。

結構適当でも大丈夫です。

 

では塗ります。黒のラッカーでいきましょう。

 

周りはもちろん、新聞などを敷いて行ってください。

塗る前

 

1回目(うすくでOK、これでも濃いくらい、間髪いれず次へ)

 

2回目(さっきと同じくらい、ムラができないよう、一定の速度で、角度を平行に、数分放置し次へ)

 

3回目(このまま1時間ほど放置)

 

3回目終了、乾燥後(約1時間後)マスキングをはがしたところ

 

遠目ではきれいに見えますが、両面テープで張った為そこらじゅう浮いており、塗装が少しはみ出しています。

アルコールや溶剤を使用して綿棒でこすると簡単に落ちます。

Before

 

After

 

次に、表面保護もかねて(?)表面全体にクリアのラッカーを塗ります。

こちらは多めに、たっぷりと塗りますが、塗りすぎると垂れて大変なことになるので気をつけてください。

あ、あと、Dynabookのロゴはマスキングしてください。

 

塗装前

 

塗装後

 

どうでしょう、蛍光灯が移り込んでいるのが分かるでしょうか。

あとは、念のため1日程度乾燥させ、逆の手順で組み立てて完成です。

 

完成品ギャラリー

 

はい、今回はこれにて終了となります。

そこまで痛くないですが、そこがまた、いい感じです。

我ながらGoodです。今度マックででも使おうかな。(ぇ

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