東芝 Dynabook SS2110の冷陰極管交換

投稿者: | 2010-04-18



東芝 Dynabook SS2110の冷陰極管交換]]>

東芝 Dynabook SS2110の冷陰極管交換

 

前回、血迷って天板塗装を行い、なんだか痛くなったDynabookですが、

どんどん美しくなっていく見た目に対して、液晶の右に入っている“おしゃれストライプ”

(ただの液晶不良)が気になってきました。

というわけで、液晶交換をしたいわけですが、DynabookSS2xxxシリーズの液晶は

・割れやすいこと

・宿敵Let’sNoteと同じパネル

であることから、中古相場も非常に高いです。(中古でも¥5000~)

というわけで、オクを徘徊していたらたまたま見つけた

「Dynabook SS2110ジャンク」

>>起動確認しました。バックライト切れのため詳細未確認。

>>CFモデル・HDDなし・本体のみ ¥3000即決

を光の速さで落札しました。

 

分かりますか?向かって右側のカラフルな縦帯。

 

届いたのは、普通に企業のリース上がりと思われる、シール跡たくさんなPC。

起動してみると、普通に起動します。もちろん、バックライトは切れていますが。

しかし、不思議なことにHDDが無いならば、BIOS画面に行く前に

“IDE #0 Error”が出るはずです。ひょっとすると・・・と思いあけてみると

20GBの1.8Inch東芝コネクタがついたままでした!

ラッキー!!

というわけで、こちらは作業の間にSS2010でローレベルフォーマットを行います。

 

次に、冷陰極管交換です。

この液晶ユニットは、バックライトが下についているタイプですので、順次分解して取り外していきます。

残念ながら、冷陰極管のみ取り出すことができません。

冷陰極管を取り外すには、ユニットを完全に分解する必要があります。

 

今回購入したバックライト切れから取り出した冷陰極管です。粉々に砕けていました。

恐らく衝撃によるものでしょう。

 

そして、肝心の使用できる冷陰極管ですが、幸いなことに自宅にたくさん液晶割れのパネルがありましたので、それらからはずします。

これはSS2010のパネルです。(12.1inch/XGA/TFT)

見ての通り、割れて空気が入っています。

 

どんどん分解して、冷陰極管を取り出します。

 

取り出せました。点灯させるとすごく明るいです。これを使用しましょう。

!注意!:冷陰極管は蛍光灯の一種です。高圧電流が流れますので慎重に作業を行って下さい。

写真2枚目のようなことはおすすめしません。感電の恐れがあります。

 

後は、逆の手順で新しいパネルと、点灯する冷陰極管をあわせるだけです。

完成しました。美しいパネルです。

この機種特有の黒シミも少ないです。

 

これで、とりあえず黒シミの少ない、そしてなにより

“おしゃれストライプ”のない液晶になって幸せ絶好調です。

しかし、実はもともと持っていたメインボードには不具合があるのです・・・

 

というわけで次回、DynabookSS2110のメインボード交換です。

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