東芝 Dynabook SS2110の冷陰極管交換]]>
東芝 Dynabook SS2110の冷陰極管交換
前回、血迷って天板塗装を行い、なんだか痛くなったDynabookですが、
どんどん美しくなっていく見た目に対して、液晶の右に入っている“おしゃれストライプ”
(ただの液晶不良)が気になってきました。
というわけで、液晶交換をしたいわけですが、DynabookSS2xxxシリーズの液晶は
・割れやすいこと
・宿敵Let’sNoteと同じパネル
であることから、中古相場も非常に高いです。(中古でも¥5000~)
というわけで、オクを徘徊していたらたまたま見つけた
「Dynabook SS2110ジャンク」
>>起動確認しました。バックライト切れのため詳細未確認。
>>CFモデル・HDDなし・本体のみ ¥3000即決
を光の速さで落札しました。
分かりますか?向かって右側のカラフルな縦帯。
届いたのは、普通に企業のリース上がりと思われる、シール跡たくさんなPC。
起動してみると、普通に起動します。もちろん、バックライトは切れていますが。
しかし、不思議なことにHDDが無いならば、BIOS画面に行く前に
“IDE #0 Error”が出るはずです。ひょっとすると・・・と思いあけてみると
20GBの1.8Inch東芝コネクタがついたままでした!
ラッキー!!
というわけで、こちらは作業の間にSS2010でローレベルフォーマットを行います。
次に、冷陰極管交換です。
この液晶ユニットは、バックライトが下についているタイプですので、順次分解して取り外していきます。
残念ながら、冷陰極管のみ取り出すことができません。
冷陰極管を取り外すには、ユニットを完全に分解する必要があります。
今回購入したバックライト切れから取り出した冷陰極管です。粉々に砕けていました。
恐らく衝撃によるものでしょう。
そして、肝心の使用できる冷陰極管ですが、幸いなことに自宅にたくさん液晶割れのパネルがありましたので、それらからはずします。
これはSS2010のパネルです。(12.1inch/XGA/TFT)
見ての通り、割れて空気が入っています。
どんどん分解して、冷陰極管を取り出します。
取り出せました。点灯させるとすごく明るいです。これを使用しましょう。
!注意!:冷陰極管は蛍光灯の一種です。高圧電流が流れますので慎重に作業を行って下さい。
写真2枚目のようなことはおすすめしません。感電の恐れがあります。
後は、逆の手順で新しいパネルと、点灯する冷陰極管をあわせるだけです。
完成しました。美しいパネルです。
この機種特有の黒シミも少ないです。
これで、とりあえず黒シミの少ない、そしてなにより
“おしゃれストライプ”のない液晶になって幸せ絶好調です。
しかし、実はもともと持っていたメインボードには不具合があるのです・・・
というわけで次回、DynabookSS2110のメインボード交換です。