SONY VAIO VGN-G1ABNSのHDD交換]]>
SONY VAIO VGN-G1ABNSのHDD交換
今回はSONYのまじめなモバイルノートです。
まずはスペックから。
CPU:Intel CoreSolo U1500(1.33GHz/1core)
メモリ:1GB(DDR2-SODIMM/1スロット/最大2GB/オンボード1GB)
HDD:なし(1.8インチ/ZIF)
液晶:12.1インチ非光沢(XGA/1024×768)
光学:DVDスーパーマルチ
チップセット:Intel 945GMS
モバイルには十分な性能ですね。
今回のジャンク理由は、HDDなし、詳細未確認のためジャンクでした。
それにしても、薄いですね。
全体図はこんな感じです。悪くないですね。
キーボードは少しピッチが狭いですが、変則なキー配置ではないので、素直に打てます。
そして、この機種を購入した理由の一つがこれ。指紋センサですね。一度使うとやめられません。
シール周りです。Felicaポートもあります。それにしても、てんこ盛りですね。
調べたところ、ABNSはソニースタイルモデルで、CPUは最上位、メインボードも最上位、光学も最上位です。
BluetoothとFelicaポートは有無が選べるのですが、どちらも付いています。
また、天板はソニースタイルで1200台限定のプレミアムブラウンです。これで5000円程度は破格でしたね。
裏面です。特にこれといって特筆すべき物はありませんが、ソニーらしいのはバッテリが中に入る構造でしょうか。
さて、まずは電源を入れてみます。普通に立ち上がってきました。ちなみに液晶はLED液晶です。
BIOSを表示させます。1GBのメインボードです。512MBのタイプもありますが、最大1.5GBになるので1GBのほうが良いですね。
電源を切り、裏返して見ます。メモリスロットを見ると、オンボードメモリが見えますね。Nanyaチップです。
裏のねじを全て外していきます。
続いて、キーボードを外します。キーボードはVAIOではお馴染みの爪固定方式なので、下部を除いた3辺の爪を
精密ドライバなどで外して、キーボードを外します。何ともいえない長さのフィルムケーブルなので、切らないよう気をつけましょう。
外れた状態です。見えるねじと、2カ所に接続されているフィルムケーブル、無線カードに刺さっている
アンテナケーブルを外しておきます。
続いて右上部のパネルを外します。無線アンテナが繋がっているので、外しておきましょう。
これで中が見えます。写真を幾つか取り忘れているのですが、この機体にはHDDとHDDマウンタ、HDDコネクタがありませんでした。
まずは、某オークションにてHDD+HDDマウンタ+HDDコネクタを3000円程度で落札。取り付けました。
東芝のMK4008GAHですね。2プラッタタイプの40GBだったと記憶しています。厚みは8mmのタイプです。
リカバリ領域があったので、このままリカバリして見たのですが、正直、このスペックにVistaを乗せる物ではありません。
重い。只でさえ、低電圧版シングルコアに2GBメモリ、オンボードグラフィックという構成なのに、HDDが1.8インチときたら救いようがありません。
というわけで、結果としてVistaBusinessのダウングレード権を行使して、XP Proにダウングレードしました。
ついでに、中古で入手した60GBのサムスン製HDDに交換。
サムスン HS06THB (1.8インチ/60GB/ZIF)
XPへのダウングレードに当たっては、SONY(日本)ではドライバが落とせないので、海外のSONYからダウンロードします。
HDDを取り付けた状態です。このHDDは5mm厚なので、下が少し隙間が出来ます。
とりあえずはVistaのリカバリでリカバリし、SMARTを見ます。良好ですね。
この後、HDDを消去し、XPにダウングレードして終了です。XPだと別のPCかのように早いです。いい感じですね。
それにしても、これも薄いPCですね。RX1と良い勝負をしています。
並べるとこんな感じです。