工人舎 EW1H56Fの修理

投稿者: | 2012-02-25



工人舎 EW1H56Fの修理]]>

工人舎 EW1H56Fの修理

今回は、ネットブック黎明期(その頃はUMPC-ウルトラモバイルPCなんて呼ばれていましたね)に有名になった、

工人舎の15インチノートです。工人舎と言えば、首の回るワンセグ入りノートが流行りましたね。

発想は良かったのですが、甘い設計と当時のモバイルCPUの選択肢の少なさなどから最高のモバイルにはなれませんでした。

当時はAMDの組み込み向けCPU、Geobeを使用したり、Intelの組み込み向けであるAシリーズを使用していましたね。

どちらもXPであっぷあっぷな感じだったのを覚えています。

さて、今回のノートはバックライトがずっとちらついて、最後には消えるという物です。

まずはスペックです。

 

CPU:AMD Mobile Sempron 3200+ (1.6GHz/Socket S1)

メモリ:1.5GB(DDR2-SODIMM/2スロット/最大4GB)

HDD:なし(2.5インチ/SATA)

光学:DVDスーパーマルチドライブ(ATAPI)

液晶:15.4インチワイド光沢(WXGA/1280×800)

 

まぁ、妥当なスペックですね。

とりあえず電源を入れてみます。確かに左側が暗く、乱れています。

 

電源を入れて気づいたのは、CPUファンが少しうるさいことですね。注油のため分解しましょう。

 

この部分にCPU系があります。

 

メモリはこの2枚が刺さっていました。販売時は512MBなので、1GB足した形ですね。

 

問題のファンがこちら。

 

とりあえずねじを外し、ファンを見てみます。少し抵抗が大きいです。

 

ファンを引っ張って取り外します。CRC556等はプラを痛めるので、シリコン系の滑走剤を注しておきます。

 

CPUはこれです。

 

バッテリはこれ。11.1V/2000mAhです。やる気の無いバッテリですね。

 

これで、とりあえずの騒音は収まりました。

 

続いて液晶です。まずは上半身のベゼルを外します。各種ケーブルを抜き差しして、元に戻します。

 

あれ?直りましたね?一面、むら無く表示されています。

 

というわけで、HDDを取り付けます。

 

セットしました。

 

Windowsをインストールしていきます。

 

ドライバを順番に当てていきます。工人舎のサイトにはドライバがありませんので、デバイスマネージャでプロパティを開き、

ハードウェアIDからドライバを割り出していきます。

 

全て埋まりましたね。

 

これで終了です。

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