NEC VersaPro VA15XのHDD交換]]>
NEC VersaPro VA15XのHDD交換
ある日、友人が電話で
「PCが起動しないから、見てくれないか?」
との電話。とりあえずOKして持ってきてもらうと、BIOSは表示できます。
Windowsのロゴ画面まで行かず、左上でバーがチカチカしていることから、HDDが不良のようです。
さくっとHDD交換したいところですが、できるだけお金をかけたくないとの事でしたので、中古のHDDで対応することにしました。
これが今回の患者です。HDDが逝ってしまわれています。電源を入れると異音が。
左上ロゴ。
見てわかるように、キーボードがいくつかありません。よく使うであろうEnterキーまでも。
本人曰く、「どっかいったし、そろそろ買い換えるつもりだが、とりあえず無いと不便なので直してくれ」
とのことでした。
天板部。中古購入後何年も経っているそうで、やはり傷など使用感が多くあります。
裏面です。NEC独特の黄色の警告・注意シールがあります。
貼ってあっても、壊れるものは壊れますね。
HDDを注文して数日。届きました。
中古HDD 60GB ¥3450
今回届いたものは、富士通のMHV2060ATでした。
(60GB/PATA/4200rpm/9.5mm)
では作業に入りましょう。
まずはACを外し、バッテリを外します。
勿論、安全のために増設メモリも外します。
見た感じ、横にmini-PCIスロットがあるので、無線内臓もできそうですね。(アンテナはなかった)
メモリはDDR SODIMM (PC2100)の256MBが2枚の構成でした。
では分解します。
まずはキーボード上部のスイッチ類のついた板を外します。
ツメで引っかかっているだけなので、ドライバ又は指のつめでこじればめくることができます。
外れました。次に赤丸のねじを外します。
すると、この基板が外れるので、外しておきましょう。
次にキーボードを浮かし、フラットケーブルを外します。
その横に、フラットパッドのフラットケーブルもあるので外します。
外し終わったら、次に赤丸のねじを外します。
次に閉じて裏返し、裏にあるねじをすべて外します。(写真なし)
後ろサイドにも2つほどあるので、外してください。(この逆の場所にもう一つ)
これで液晶部+トップカバーケースが外れるはずです。外した状態がこれ。
HDDは真ん中に鎮座していますね。
もともと付いているHDDは東芝のMK2018GAS。定番ですね。
(20GB/PATA/4200rpm/9.5mm)
この機種は、統合グラフィックにATi Radeon 340M搭載のようです。
しかし、あまり評判はよくなかったですね。(メモリ周りが遅い)
CPUです。クーラを外そうかと思いましたが、今のところ正常稼動しているということ、自分のものではないことから
触らぬ神に祟り無し、ということでやめておきましょう。
HDDを本体から外した状態です。外すには向かって手前に引くだけです。
マウンタを付け替え、元に戻し、OSを再インストールします。
これにて修理完了でした。