NEC VersaPro VY16ERZE1の修理

投稿者: | 2011-06-12



NEC VersaPro VY16ERZE1の修理]]>

NEC VersaPro VY16ERZE1の修理

 

さて、今回は久しぶりに、スクエアなディスプレイのノートです。

NECの法人向け、VersaProですが、個人的にデザインは好きですね。

無骨なのが最高です。キーボードはへにゃへにゃする安っぽいタッチですが、こんなもんですね。

さてさて、まずはスペックを。

 

CPU:Intel CoreDuo T2300(1.66GHz/SocketM)

メモリ:256MB(DDR2-SODIMM/オンボード256MB/最大2304MB/スロット2)

HDD:なし(2.5インチ/SATA)

液晶:15インチノングレア(XGA/1024x768)

チップセット:ATI Radeon Xpress 1250/IXP460

光学:DVDスーパーマルチ

OS:Microsoft WindowsXP Professional COAシール付

 

という感じですね。これでSXGAとかなら良かったのですが・・・。

症状はというと、通電するが起動しないとのこと。恐らくRadeon Xpress 1250が原因でしょう。

 

裏返した状態です。左上がメモリスロット、右下がminiPCI-Expressスロットとモデムボード用スロットです。

今回の機体はすべて付いていませんでした。

 

HDDは前面パネルを外した部分にあります。

マウンタが無いと、がっちり固定はできませんが、そのままHDDを取り付けても使用に支障はありません。

 

では表のキーボード上部のスイッチパネルを取り外します。

向かって右側あたりが、フラットケーブルでつながっているので、気をつけて外します。

 

キーボードも外します。金属板がたくさんありますね。

 

ねじを片っ端から外し、金属板を外します。外れましたね。

 

次にジャマな液晶部を取り外します。いくつかねじを外せばOKです。外れました。

 

続いてアームレストを取り外します。これでメインボードが見えました。

 

ファンなどを取り外すと、CPUとチップセットが見えますが、なんとも変則的な取り付けですね・・・。

写真左下のコネクタ、曲がっているように見えるだけかと思いきや、本当に傾いています。(FDDコネクタ)

 

左がCPUで、右がチップセットです。

 

ヒートシンクを外します。すると見えますね。(Radeon Xpress 1250)

 

メインボードを外そうとしましたが、予想以上に苦戦したため、そのままやってしまいます。

念入りにアルミホイルでマスキングし、リフローします。

逆の手順で仮組し、電源を入れてみます。きましたね。

 

起動確認できたので、完全組み立てします。輝度も良好ですね。

 

OKですね。

 

最後に、手元にあった40GBのHDDを取り付け、XPProをインストールします。完了です。

カテゴリー: NEC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です