NEC VersaPro VY16ERZE1の修理]]>
NEC VersaPro VY16ERZE1の修理
さて、今回は久しぶりに、スクエアなディスプレイのノートです。
NECの法人向け、VersaProですが、個人的にデザインは好きですね。
無骨なのが最高です。キーボードはへにゃへにゃする安っぽいタッチですが、こんなもんですね。
さてさて、まずはスペックを。
CPU:Intel CoreDuo T2300(1.66GHz/SocketM)
メモリ:256MB(DDR2-SODIMM/オンボード256MB/最大2304MB/スロット2)
HDD:なし(2.5インチ/SATA)
液晶:15インチノングレア(XGA/1024x768)
チップセット:ATI Radeon Xpress 1250/IXP460
光学:DVDスーパーマルチ
OS:Microsoft WindowsXP Professional COAシール付
という感じですね。これでSXGAとかなら良かったのですが・・・。
症状はというと、通電するが起動しないとのこと。恐らくRadeon Xpress 1250が原因でしょう。
裏返した状態です。左上がメモリスロット、右下がminiPCI-Expressスロットとモデムボード用スロットです。
今回の機体はすべて付いていませんでした。
HDDは前面パネルを外した部分にあります。
マウンタが無いと、がっちり固定はできませんが、そのままHDDを取り付けても使用に支障はありません。
では表のキーボード上部のスイッチパネルを取り外します。
向かって右側あたりが、フラットケーブルでつながっているので、気をつけて外します。
キーボードも外します。金属板がたくさんありますね。
ねじを片っ端から外し、金属板を外します。外れましたね。
次にジャマな液晶部を取り外します。いくつかねじを外せばOKです。外れました。
続いてアームレストを取り外します。これでメインボードが見えました。
ファンなどを取り外すと、CPUとチップセットが見えますが、なんとも変則的な取り付けですね・・・。
写真左下のコネクタ、曲がっているように見えるだけかと思いきや、本当に傾いています。(FDDコネクタ)
左がCPUで、右がチップセットです。
ヒートシンクを外します。すると見えますね。(Radeon Xpress 1250)
メインボードを外そうとしましたが、予想以上に苦戦したため、そのままやってしまいます。
念入りにアルミホイルでマスキングし、リフローします。
逆の手順で仮組し、電源を入れてみます。きましたね。
起動確認できたので、完全組み立てします。輝度も良好ですね。
OKですね。
最後に、手元にあった40GBのHDDを取り付け、XPProをインストールします。完了です。