NEC Lavie L (LL300/1)の修理

投稿者: | 2009-08-12



NEC Lavie L (LL300/1)の修理]]>

NEC Lavie L (LL300/1)の修理

 

最近、ジャンクなPCをいじる機会がなく、つまんないなぁーと思っていたときに、押入れから発掘したのがこの子でした(笑)

このLavieは、友人からBIOS起動せずという状態で貰ったものですが、今回だめもとでいろいろ試してみることにしたのでした。

 

まずは、起動しない理由を探ります。

ACをさして、電源ボタンを押しても、電源ランプがつくだけで、何も起こりません。

しばらく放置すると、ファンが回るだけです。

 

この時点で考えられる原因は、

・         CPU不良

・         M/B不良

・         液晶のバックライト切れ(でもバックライト切れならうっすら見えるはず)

です。

 

ここで、あることに気づきます。

そういえば、このノートDuron800だったな・・・。

前に頂いたノート(前記事参照、Mebius)もDuron800だった希ガス!

とまぁ、流れで(というより問題の切り分けのためにも)CPUを取り替えてみることにしました。

 

まずは、CPUを取り出さないことには始まりません。

分解します。

 

まず、電源ボタンなどがついているパネルをはずします。これは左にスライドさせれば外れます。

細いものを写真2に見える穴に突っ込んでてこを利用して開けましょう。

 

突っ込むとこんな感じ。そしてスライド

 

そして、そのままゆっくり持ち上げると、フラットケーブルがつながっているのではずします。

 

これで、キーボードも普通に外れるので、下にくるっとしておいておきましょう。

 

そして、下の図にある赤丸のねじをはずします。これでヒートシンクが外れます。

 

外れた状態です。AMD Duron 800MHzが座っています。

 

CPUをはずすには、向かってCPU上部の緑色のパーツをはずします。

はずしたら、CPU自体を上にスライドさせ、垂直に持ち上げることで取り外すことができます。

 

さて、これでCPUをはずすことができました。

というわけで、Mebiusにつけて見ます。すると、起動しません!

このCPUがボツか・・・。と思いつつ、なぜか、

「どうせ壊れてるんなら、洗ってみるか!」

という、意味不明な解釈?をして洗ってみました。

 

洗浄には、ホームセンターなどで¥200くらいで買える「パーツクリーナー」(ほぼアルコール)を利用しました。

これを、CPUの表裏、満遍なく、ブシュゥゥゥゥっと(笑)

 

あとは、アルコールが気化するまで扇風機で飛ばすなり、放置するなりします。

 

そして、乾いたら、取り付けます。すると・・・ キタコレ!

 

というわけで、調子に乗って(?)Windowsをインストールします。

もともとHomeEditionが乗っていたPCなので、楽勝です。

 

遅くなりましたが、スペックを。

CPU:Mobile AMD Duron 800MHz

メモリ:256MB(オンボード)+PC133-64MB(合計320MB)

 

というわけで、適当にその辺に転がっていた6GBのHDDを取り付けて、インストール。

 

きたーw

 

適当に無線LAN挿して、Webを表示してみる。大丈夫のようです。

 

Youtubeも。重いながらも、表示できています。さすがMobility Radeon。だって、ビデオメモリ4MBしかないのにね。

 

 

というわけで、安価に結構な性能のPCが手に入ってしまいました。

とりあえず、サブのサブくらいにしておきたいと思います。w

 

と、ここで終わるつもりだったのですが、どうも前の所有者がBIOSの設定保持用電池を取り外した(?)ようで物忘れがひどかったので、

つけてみました。CPU上部の黄色い丸いものです。これは適当なジャンクマザーからはずして取り付けました。

カテゴリー: NEC

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