NEC Lavie L (LL300/1)の修理]]>
NEC Lavie L (LL300/1)の修理
最近、ジャンクなPCをいじる機会がなく、つまんないなぁーと思っていたときに、押入れから発掘したのがこの子でした(笑)
このLavieは、友人からBIOS起動せずという状態で貰ったものですが、今回だめもとでいろいろ試してみることにしたのでした。
まずは、起動しない理由を探ります。
ACをさして、電源ボタンを押しても、電源ランプがつくだけで、何も起こりません。
しばらく放置すると、ファンが回るだけです。
この時点で考えられる原因は、
・ CPU不良
・ M/B不良
・ 液晶のバックライト切れ(でもバックライト切れならうっすら見えるはず)
です。
ここで、あることに気づきます。
そういえば、このノートDuron800だったな・・・。
前に頂いたノート(前記事参照、Mebius)もDuron800だった希ガス!
とまぁ、流れで(というより問題の切り分けのためにも)CPUを取り替えてみることにしました。
まずは、CPUを取り出さないことには始まりません。
分解します。
まず、電源ボタンなどがついているパネルをはずします。これは左にスライドさせれば外れます。
細いものを写真2に見える穴に突っ込んでてこを利用して開けましょう。
突っ込むとこんな感じ。そしてスライド
そして、そのままゆっくり持ち上げると、フラットケーブルがつながっているのではずします。
これで、キーボードも普通に外れるので、下にくるっとしておいておきましょう。
そして、下の図にある赤丸のねじをはずします。これでヒートシンクが外れます。
外れた状態です。AMD Duron 800MHzが座っています。
CPUをはずすには、向かってCPU上部の緑色のパーツをはずします。
はずしたら、CPU自体を上にスライドさせ、垂直に持ち上げることで取り外すことができます。
さて、これでCPUをはずすことができました。
というわけで、Mebiusにつけて見ます。すると、起動しません!
このCPUがボツか・・・。と思いつつ、なぜか、
「どうせ壊れてるんなら、洗ってみるか!」
という、意味不明な解釈?をして洗ってみました。
洗浄には、ホームセンターなどで¥200くらいで買える「パーツクリーナー」(ほぼアルコール)を利用しました。
これを、CPUの表裏、満遍なく、ブシュゥゥゥゥっと(笑)
あとは、アルコールが気化するまで扇風機で飛ばすなり、放置するなりします。
そして、乾いたら、取り付けます。すると・・・ キタコレ!
というわけで、調子に乗って(?)Windowsをインストールします。
もともとHomeEditionが乗っていたPCなので、楽勝です。
遅くなりましたが、スペックを。
CPU:Mobile AMD Duron 800MHz
メモリ:256MB(オンボード)+PC133-64MB(合計320MB)
というわけで、適当にその辺に転がっていた6GBのHDDを取り付けて、インストール。
きたーw
適当に無線LAN挿して、Webを表示してみる。大丈夫のようです。
Youtubeも。重いながらも、表示できています。さすがMobility Radeon。だって、ビデオメモリ4MBしかないのにね。
というわけで、安価に結構な性能のPCが手に入ってしまいました。
とりあえず、サブのサブくらいにしておきたいと思います。w
と、ここで終わるつもりだったのですが、どうも前の所有者がBIOSの設定保持用電池を取り外した(?)ようで物忘れがひどかったので、
つけてみました。CPU上部の黄色い丸いものです。これは適当なジャンクマザーからはずして取り付けました。