Panasonic Let’snote CF-SX2 SSD交換とXPインストール(デュアルブート)

またまたLet’snoteです。
今回は、今更感のあるSX2ですが、SX2を選んだのには理由があります。

特定用途で、Windows7(32bit)とWindowsXP(32bit)を使用していますが、現状ではそれぞれに1台づつ用意しており、面倒であること（同時には使用しない）。それを解消するべく、デュアルブートにしようと考えたわけです。

但しWindows7なら大抵は動作するのですが、WindowsXPだと動作環境に制限があります。
確かIntel CPUで言うところの、第4世代（Haswell）までだったと思います。

第4世代までという縛りなら、SX3も視野に入りますが、Panasonic公式でXPプリインストールモデルが存在していたのがSX2まで（第3世代/IvyBridge）までですので、これにしてみました。
Panasonicはほとんどすべてのドライバやユーティリティをダウンロード出来ますので、WindowsXPのモデルとWindows7のモデル、両方が存在しているこのモデルは都合が良かったわけです。
あまり古いと、Windows7が快適に動きませんしね。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の機種はこちら。

Panasonic Let’snote CF-SX2（CF-SX2LEQBR）
■主な仕様
CPU：Core i5-3320M(2.6GHz/2C4T)
メモリ：4GB（DDR3L/空スロットx1）
HDD：320GB（2.5インチ/SATA/7mm)
光学：DVDスーパーマルチ
液晶：12.1インチワイド (WXGA++/1600×900)
OS：Windows8 Pro 64bit
その他：USB3.0/有線LAN/Webカメラ/HDMI/D-sub
無線LAN(11a,b,g,n)/Bluetooth/マイク/ヘッドホン/SDカード/ステレオスピーカー

10,000円くらいでした。世代を考えるとちょっと高いですが、黒ボディなのでまぁいいでしょう。

初めてLet’snoteの黒を見ましたが、劣化がより目立ちますね（笑）。ツルツルです。

キーボードもテカテカ。

裏返してバッテリを外します。

バッテリは　CF-VZSU79JS（7.2V/93WH/13600mAh）。残念ながら、リコール対象外でした。

裏面手前右下の蓋を外すと、メモリスロットがあります。
DDR3L SODIMMで、公式には内部スロットと合わせて最大8GBとなっていますが、実際のところ内部スロットも交換すれば、8GBx2の16GBまで増設可能です。

せっかくなので、裏蓋を開けてみました。ざっと清掃しておきます。

とりあえず動作確認をしたいので、メモリを+4GBの8GBに増設し、Windows10をインストールします。

普通にインストールできました。
動作も、HDDになのでもっさりしていますが大丈夫のようです。

では本番インストールに入ります。まずHDDをSSDに交換します。
Let’snote定番の、バッテリ後ろ金具のネジを外し、横にスライドさせます。

金具を外すと、HDDにタブがついているので引っ張り出します。
勢いよく引くと、フラットケーブルが切れますので注意して下さい。

こちらが取り外したHDD。
HGST Z5K500-320（HTS545032A7E681）320GB/7mm/SATA/5400rpm

こちらが取り付けるSSDです。今更感がありますが、信用しているモデルです。
CFD CSSD-S6T256NHG6Q（TOSHIBA THNSNJ256GCSU)　256GB/7mm/SATA

仮組みしてBIOSで確認します。SSD、メモリともに認識していますね。
WindowsXPもWindows7も32bitなので、8GB積んでも意味ないですね。後で外しましょう。

SX2にXPをインストールするには、XPインストール画面の読み込み途中（青い画面）でAHCIドライバを組み込む必要があります。外付けFDDとか、めんどくさいのでXPのインストールディスクに統合したものを作成しました。

うわ～。もはや懐かしいですねぇ。こんな感じでしたね！XP。
何も覚えていませんが、体がすべて覚えています。サクサクぽちぽちしていきます。

XPをインストールする際、パーティーションを半分くらいに割っておきます。
インストール終了後、Windows7のインストールを行います。

もう一つのパーティーションにインストールしたら、デュアルブート完成です。
選択肢の名前が、以前のオペレーティングシステム　になってしまうので、書き換えました。

その後で、ひたすら各OSにドライバを当てていきます。デュアルブートなので、手間は2倍です。

各種ドライバ類はこちらで用意します。
当環境では、このページに存在するドライバで、Windows7もWindowsXPも全て当たりました。
https://askpc.panasonic.co.jp/dl/check.html

Let’snoteは丈夫ですし、旧環境用として使用するにはオススメですよ。