久々のマトモな?パソコンです。
現在のモバイル機はCF-SX1で、もう5年以上使っていることもありそろそろ交換しようと思い立ちました。
(とはいえ、実はあまり使わないので放置している期間が長いのですが)
やっぱり、モバイル機はLet’snoteが好きなので、またLet’snoteにすることは間違いありません。
今回購入したのはSX1の後継機種に当たるCF-SX4です。
見た目は全く同じです(多分筐体は全く同じ)
■主な仕様
CPU:Core i5 – 5300U (2.3GHz/2Core)
メモリ:4GB(DDR3L SODIMM/2スロット)
HDD:320GB(2.5インチSATA/7mm厚)
液晶:12.1インチワイドノングレア(1600×900)
光学:DVDスーパーマルチ
その他:11a,b,g,n,ac/Webカメラ/Bluetooth/LAN(GbE)/SD/USB3.0ほか
OS:Windows7Professional 32bit(Windows8.1 ダウングレード)
天板はいつものLet’snote SX系です。
ウラ面もまた、いつものLet’snote です。
品番シール。フル品番はCF-SX4EDHCS。普通のカタログモデルのようですね。
開けてみるとこんな感じです。
CPUのロゴシールが第5世代の黒いロゴなだけで、変わりありません。
キーボードもテカリなく、かなりきれいです。今回はあたりを引いた感じ?
法人機種を中古で購入する場合、酷使されたものとそうでないものの差が大きい為当たり外れが多いんですよね。
バッテリは大容量タイプがついています。
残念ながら、リコール対象ではありませんでした(笑)。
以前使用していたSX1は、2年ほど使用した後バッテリーがリコール対象となり、新品に交換していただきました。
ちなみに、バッテリーはSX系すべて共通で使用できるようです。
Let’snote の場合、BIOS画面で累計通電時間が表示されます。
今回の機体はなんと、500時間台!やっぱりあたりです。
あたりで興奮するのはこれくらいにして、こいつをメインのモバイル機に仕立て上げるために、HDDからSSDに交換し、メモリを最大まで増設します。
まずはメモリを増設します。今回用意したのはこちら。
テクミヨ DDR3L-1600(PC3-12800) 8GBx2枚(16GB)7,000円前後
公式ではSX4のメモリ最大値は8GBとなっていますが、CPU側(チップセット側)での最大値は16GBとなっています。
SX4の場合、ユーザーが交換できるメモリは1スロットとなっており、もう1スロットは分解しないと交換できないための表示と思われます。
こちらがユーザーがかんたんに増設できるスロットです。
ここに4GBを足せば8GB、8GBを足せば12GBになりますね。
HDDは、バッテリが装着されている背面からアクセス可能です。
背面の筐体には封印シールが貼付されていますが(黄丸部)、HDD交換時はシールを痛めることはありません。
HDDを取り出すには、赤丸のネジを外し、銀色のフタを橙矢印方向にスライドさせ、取り外します。
あとは中に見えるHDDを、中央に付いているタグで引っ張り出すだけです。
フラットケーブルが繋がっているので、引きちぎらないように気をつけます。
SSDはこちらを用意してみました。
CFD販売 CSSD-S6B480CG3VX(480GB)
…が、安価系SSDにありがちなPhisonコントローラーですし、ちょっと…。
評判はいいので問題なさそうですが、信頼性が欲しい。
というわけで、SSDはSX1で使用していたものを続投させることに決定。
Intel SSD 545s SSDSC2KW512G8X1(512GB)※写真忘れ
まずSSDに交換します(写真はCFDのSSDです)
外したHDD。
TOSHIBA MQ01ABF032(320GB/7mm/SATA6/5400rpm)
昔から、Let’snoteには東芝のHDDが多いですね。PATAの時代は低電圧版の為、普通のHDDに換装するにはピン折りが必要とか、色々ありました。
SATAは楽ですね。ジャンパーもないし。
SSDを戻すのは、元通りにして押し込むだけなので割愛。
続いてメモリを増設します。内部のスロットに刺さっている4GBを8GBモジュールに交換しないといけないので、封印を解いて交換する必要があります。
とりあえずは、ウラ面の目に見えるネジをすべて外します。
背面のゴム足の下にもネジがありますので外します。
まだ外れません。
光学ドライブの中にもありますので、取り外します。
これで分解できますが、分解時ドライブオープン用のソレノイドがバラバラになるので気をつけてください。
これが内部スロットのメモリです。
黒いテープを剥がして、新しいメモリを装着、テープを戻しておきます。
外したメモリです。
SAMSUNG M471B5173DB0-YK0(DDR3L-1600/PC3L-12800S/4GB)
Let’snoteのメモリは低電圧版ですので、間違えないようにしてください。
通常版でも動くものがありますが、おそらく低電圧用のSPDも持っているものだと思います。
内部部品を交換したあとは、仮組みしてバッテリを取り付けず、チェックします。何かあっても電源即断できませんので。
内部スロットの8GB、認識しています。SSDも認識していますね。
続いて外から増設できるスロットにも8GBを差し込み、チェックします。
無事16GB認識しました。
モバイルに無駄なメモリを増設すると、電力消費が増えるという説もありますが、メモリ不足でCPUフルロード、ディスクにキャッシュするよりは省電力だと思っていますのでメモリは最大増設がモットーです。余裕は大事。
あとはWindows10 Pro 64bitをインストールし、Panasonicのサイトでダウンロードしたドライバを当てたら完成です。
Windowsをインストールする前に、BIOS設定でUEFI起動を有効にし、CSMサポートを有効にしておきます。(別に互換でも動きますが)
UEFI起動を有効にしたほうが起動が早いのと、起動画面で無印のWindowsロゴを拝む必要がない(UEFI有効の場合、Panasonicロゴでブートする)のでかっこいい(?)です。
CSMサポートをONにしておくと、古い周辺機器などの互換性が上がります。
しかしSecureBootが無効になったり、Fastbootが使えない欠点があります。
私はカッコよくブートしたいのでUEFI有効。
Securebootより互換性重視なのでCSM有効。といったところです。
Let’snoteではできませんが、CSMとSecurebootを同時に有効にすると超不安定になるらしいです。
SSDへ交換するための分解方法が分からず困っていました。
このページの「Panasonic Let’snote CF-SX4 SSD交換」
の開設はとても分かりやすくて助かりました。
ありがとうございます。
お役に立てたようでなによりです。