SONY Playstation2 SCPH-70000の修理]]>
SONY Playstation2 SCPH-70000の修理
久しぶりにゲームハードネタです。
友人が
「PS2壊れたで、診てくれん?」
というので、持ってきてもらい、診てみました。
薄型のACアダプタモデル、SCPH-70000です。
薄型になる以前は、PS2の主な故障はピックアップ周りで読み込まなくなるというものが多かったのですが、
薄型になってからというもの、故障が増えた気がします。
なにより、チップの集積による互換性の低下も気になるところですね。
そんなことより、今回の薄型です。ACアダプタの根元をぐにぐにやると、ついたり消えたりします。
ACアダプタの電圧を測ると、安定して出ています。
どうも、本体側の半田割れのようです。早速分解しましょう。
まずは、裏面の赤丸のふたをはがし、6個のねじを外します。
この状態で裏返し、表面からカバーをめくります。めくった状態です。
黄色いねじを外し、ピックアップを外します。外さなくてもできるかもしれませんが、
半田付けを行うので、安全のため外します。
外れました。あとは見えるねじをすべて外し、シールド版ごとメインボードを外します。
ジャック部を見ると・・・やはり割れていますね。
半田を盛って、修理完了です。あとは逆の手順で元に戻します。
一番応力のかかりそうなこの部分に、なにも補強無しというのはいかがな物でしょうか。
昔のノートでよくありましたね。この構造は。
最近のノートは、割と別で配線を引き出し、基板とジャックをつないでいるものが多いように感じます。
この故障は、普通に使っていても起こるので、困ったものですね。