MouseComputer m-Book Z96Sの修理]]>
MouseComputer m-Book Z96Sの修理
さて、今回はマウスコンピュータのノートPC、m-Book Z96Sの修理です。
どうもこの機種は、ASUSのノートのOEMのようですね。まぁマウスは自社生産で無いですし。
さて、今回の機体はというと
「液晶パネル真っ白、GPU故障、CPU/メモリ/HDD/ACなし」
とのことで、即決1000円だったので落としてみました。
スペックはこんな感じです。
CPU:なし(元:Intel Core2Duo T7100/SocketP)
メモリ:なし(DDR2-SODIMM/スロット2)
HDD:なし(2.5インチ/SATA)
チップセット:Intel 965PM + Nvidia GeForce 8600M GS
液晶:15.4インチワイドグレア(WXGA/1280x800)
うぅむ、良いですね。高スペックです。軽いゲームならこなせそうですね。
とにかく、動作確認をしないといけませんが、CPUがありません。
SocketPのC2Dを購入しても良いのですが(SocketMに比べて割安)、
安いと言っても¥3000程度しますので、動かないと痛手です。
ここは、動作確認にうってつけなCeleronを購入しましょう。
日本の大手メーカーものだと、差し替えで動かなかったりしますが、マウスなので大丈夫でしょう(根拠なし)。
Intel Celeron 530 (SocketP/1.73GHz/L2 1MB/FSB 533MHz) ¥300程度
上記のCPUを取り付け、起動してみます。ACアダプタはNECの19Vタイプです。
画面は真っ白ですね。ただ、液晶の不具合ではない気がします。
なぜ、気がするかと言いますと・・・。
完全な真っ白でなく、ラインのように何箇所か色が違います。分かりますか?
経験では、液晶のコントローラの不具合で真っ白になる場合、綺麗にすべて真っ白になるんです。
さてということはGPUでしょうね。GeForce 8600M GSですし、不良があっても不思議はありません。
分解していきます。
、
表に返し、キーボード類を外し、ねじを外していきます。液晶ユニットは外しておきましょう。
アームレストをめくると、こんな感じです。メインボード左上に、電子工作で使うようなタクトスイッチが直付けされていて笑いました。
このチップはチップセット(965PM)なので、GPUはCPUとともに裏にあるようですね。
メインボードを取り外し、裏返します。ありました。
いつものように、リフローしますが、近くにコネクタがあるのでしっかりアルミホイルで保護します。
リフローします。
逆の手順で仮組みしていきます。
仮組みできました。
電源を入れると・・・おっ、白くない!表示なし?と思ったら、メーカーロゴが無いだけでした。
右下にしっかりIntelのロゴが出ています。
BIOSにも入れますね。
あとは完全に組み立てます。ドライブが無いので、適当なCD-ROMドライブを取り付けておきました。
終了です。