TOSHIBA dynabook SS LX/290DKの修理

投稿者: | 2011-07-17



TOSHIBA dynabook SS LX/290DKの修理]]>

TOSHIBA dynabook SS LX/290DKの修理

これだけセットでした。

まずはスペックです。

 

CPU:Intel PentiumM 740 (1.73GHz)

メモリ:1GB(DDR2-SODIMM/スロット2)

HDD:80GB(2.5インチ/SATA)

チップセット:Intel 915PM + Nvidia GeForce Go 6200TE

光学:DVDスーパーマルチ(ウルトラスリム)

液晶:14.1インチノングレア(XGA/1024x768)

 

こんな感じですね。

メーカースペックと少し違うところがありまして、

液晶:14.1インチノングレア(SXGA+/1400x1050)

のはずなんですが、上記のものになっていました。

少し残念ですね。まぁ良いでしょう。

 

SSの名を冠していますが、そこまで薄くないですね。

ただし、14.1インチで光学搭載の2スピンドル機としてみると、薄いでしょう。

 

まずは動作確認します。アダプタをつなぐと、通電します。

 

電源を入れると、うおぉ・・・赤いですね・・・。

 

Escを連打し、Beep後にF1を押すとBIOSに入れるので、やってみると、一応BIOSらしきものが見えます。

 

これはグラフィック不良で決まりですね。分解していきます。

 

メモリです。裏には1スロットしかありませんが、キーボード裏にもう1スロットあります。

そこにベースメモリ512MBが搭載されていますが、チップセット的には2GBまで行けそうですね。

 

こちらは無線LANですね。mini-PCIのものです。IntelのWLAN+PentiumMなので、Centrinoとなります。

 

HDDです。Appleロゴがありますので、Appleの機器から取り外して交換したのでしょう。

 

マウンタにはこんなシールがついていました。

 

裏のねじを全て外したら、裏返してキーボード面を開きます。

 

SSと言えば、キーボード上部のバーですね。

 

ねじ、ありました。

 

キーボードを外すと、色々とシールドやケーブルがついているので、片っ端から外します。

 

ここにベースメモリ512MBがありますね。

 

液晶ユニットごと、アームレストを取り外しました。

 

光学はこんなものです。松下のUJ-822ですね。

 

薄いです。

 

マザーボードのみにしました。この向きが、ケースに入った状態の向きですね。

 

裏返してみると、ヒートシンクなどがあります。外しましょう。

 

外しました。

 

ヒートシンク類です。モバイルとは思えない量ですね。

 

仲良く3チップが並んでいます。上からGeForce Go 6200TE、Intel 915PM、Intel PentiumM 740です。

 

CPUはBGAタイプなので、交換は難しいですね。

 

チップセットは、しっかり915PMと刻印されています。

 

こちらがGeForceです。左上にシルク印刷がありますね。右二つはメモリのようです。(32MBx2?)

 

いつものようにリフローしますが、付近にプラスチックのコネクタなどが密集しているので、保護して行います。

 

十分に冷めたら、仮組します。

 

通電しますね。

 

立ち上げてみると・・・きましたね。まだ無線LANカードを付けていない状態なので、右下のロゴがPentiumMです。

 

動作すると分かったので、元に戻していきます。

 

立ち上げると、今度はCentrinoですね。

 

付属してきたディスクを利用して、リカバリします。

 

その後、GPUに負荷をかけてテストします。OKですね。

 

終了です。

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