TOSHIBA dynabook SS LX/290DKの修理]]>
TOSHIBA dynabook SS LX/290DKの修理
これだけセットでした。
まずはスペックです。
CPU:Intel PentiumM 740 (1.73GHz)
メモリ:1GB(DDR2-SODIMM/スロット2)
HDD:80GB(2.5インチ/SATA)
チップセット:Intel 915PM + Nvidia GeForce Go 6200TE
光学:DVDスーパーマルチ(ウルトラスリム)
液晶:14.1インチノングレア(XGA/1024x768)
こんな感じですね。
メーカースペックと少し違うところがありまして、
液晶:14.1インチノングレア(SXGA+/1400x1050)
のはずなんですが、上記のものになっていました。
少し残念ですね。まぁ良いでしょう。
SSの名を冠していますが、そこまで薄くないですね。
ただし、14.1インチで光学搭載の2スピンドル機としてみると、薄いでしょう。
まずは動作確認します。アダプタをつなぐと、通電します。
電源を入れると、うおぉ・・・赤いですね・・・。
Escを連打し、Beep後にF1を押すとBIOSに入れるので、やってみると、一応BIOSらしきものが見えます。
これはグラフィック不良で決まりですね。分解していきます。
メモリです。裏には1スロットしかありませんが、キーボード裏にもう1スロットあります。
そこにベースメモリ512MBが搭載されていますが、チップセット的には2GBまで行けそうですね。
こちらは無線LANですね。mini-PCIのものです。IntelのWLAN+PentiumMなので、Centrinoとなります。
HDDです。Appleロゴがありますので、Appleの機器から取り外して交換したのでしょう。
マウンタにはこんなシールがついていました。
裏のねじを全て外したら、裏返してキーボード面を開きます。
SSと言えば、キーボード上部のバーですね。
ねじ、ありました。
キーボードを外すと、色々とシールドやケーブルがついているので、片っ端から外します。
ここにベースメモリ512MBがありますね。
液晶ユニットごと、アームレストを取り外しました。
光学はこんなものです。松下のUJ-822ですね。
薄いです。
マザーボードのみにしました。この向きが、ケースに入った状態の向きですね。
裏返してみると、ヒートシンクなどがあります。外しましょう。
外しました。
ヒートシンク類です。モバイルとは思えない量ですね。
仲良く3チップが並んでいます。上からGeForce Go 6200TE、Intel 915PM、Intel PentiumM 740です。
CPUはBGAタイプなので、交換は難しいですね。
チップセットは、しっかり915PMと刻印されています。
こちらがGeForceです。左上にシルク印刷がありますね。右二つはメモリのようです。(32MBx2?)
いつものようにリフローしますが、付近にプラスチックのコネクタなどが密集しているので、保護して行います。
十分に冷めたら、仮組します。
通電しますね。
立ち上げてみると・・・きましたね。まだ無線LANカードを付けていない状態なので、右下のロゴがPentiumMです。
動作すると分かったので、元に戻していきます。
立ち上げると、今度はCentrinoですね。
付属してきたディスクを利用して、リカバリします。
その後、GPUに負荷をかけてテストします。OKですね。
終了です。