TOSHIBA dynabook Qosmio F40/87CBLの修理

投稿者: | 2011-05-03



TOSHIBA dynabook Qosmio F40/87CBLの修理]]>

TOSHIBA dynabook Qosmio F40/87CBLの修理

 

またまた、コスミオです。

 

どんどんスペックアップしていますね。

今回のQosmioはF40、なんとCore2Duoです。

まずはスペックから。

 

CPU:Intel Core2Duo T7100 1.8GHz(Dual-Core/SocketP)

メモリ:なし(DDR2 SODIMM/2スロット/最大4GB)

HDD:なし(2.5インチ/SATA)

液晶:15.4インチグレア(WXGA/1280x800) ※2灯式バックライト

チップセット:Intel 965PM+Nvidia GeForce 8400M GS or 8600M GT

光学:DVDスーパーマルチ(スロットインタイプ)

 

となっています。非常に高スペックですね。

説明では、バックライト切れ&グラフィック不良のようです。

とりあえず動作を確認してみましょう。

 

通電しますね。

 

電源を入れると、一応入ります。

 

起動後2~3秒程度、バックライトは点灯します。見計らって撮影したものですが、

表示はひどく乱れていますね。

 

ためしに外部に出力してみます。が、相変わらずひどい状況です。

 

とりあえず、ばらしていきます。

 

下半身のみとなりました。

 

トップケースを外します。

 

見えるコネクタ類をすべて取り外してメインボードを取り外します。

 

取り外しました。写真ではすでにGPUのクーラーを外しています。

 

CPUはこれですね。

Core2Duo T7100 1.8GHz(Dual-core/1.8GHz/L2 2MB/FSB 800/Merom)

 

グラフィックは取り外せます。

 

取り外しました。

 

裏はこんな感じです。

 

きれいに絶縁シートを剥がし、グリスをふき取ると刻印が見えます。

G86-730-A2

どうもGeForce 8600M GTのようですね。

 

いつもどおり、フラックスを流し込みリフローします。洗浄も忘れずに。

 

続いて、チップセット(965PM)も念のためリフローします。位置がGPUの真下なので心配です。

こちらは回りに樹脂部品が点在するので、アルミホイルで保護して行います。

 

逆の手順で動作確認できるあたりまで戻していきます。

もちろん、ヒートシンク類はきれいにした後、グリスを塗って取り付けます。

 

この辺で良いでしょう。

 

電源を入れると・・・。きました。

 

起動することが分かったのでガンガン戻します。メモリも取り付けます。

 

そうなると、バックライトが・・・と思いますね。

バックライトが切れることはまずないので(冷陰極管は劣化はしてもまず切れない)しかも何秒か点灯していますし。

恐らく、どこかが断線しかけているか、インバータの不良で過電流が流れるなどで保護回路が働いて消えると想像し、分解します。

パネルを分解すると、この通り、断線していました。

 

これを半田付けし、元に戻すと直りました。

 

この後、HDDがない為、1CD Linux(Puppy)で動作確認し、終了です。

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