SOTEC Afina AQ7220ARのヒンジ&バックライト修理

投稿者: | 2011-02-21



SOTEC Afina AQ7220ARのヒンジ&バックライト修理]]>

SOTEC Afina AQ7220ARのヒンジ&バックライト修理

 

いつものごとく、某オークションを物色していると、

ワイド液晶で即決3000円なるものを発見。

 

どうも、右ヒンジ不良とバックライト切れのようです。

とりあえず、15インチワイド液晶なので落としてみました。

 

裏のシール。

 

スペックが書いてあるシールも張ってあります。

スペックは

AMD AthronXP-M 2200+ 1.66GHz

256MB RAM(DDR SODIMM/オンボード256MB/最大768MB)

HDDなし(PATA)

DVDスーパーマルチドライブ

TVチューナー内蔵(アナログですが。MiniPCI接続)

15.4型光沢液晶(WXGA、1280x800)

ですね。

なんというか、中途半端です。

この時期にしては珍しいですね。ワイドは。

 

そんなことよりも、メーカーがSOTECなのがちょっとアレですが。

とりあえず、電源を入れると、バックライトはつきませんがしっかりPOSTしているようで、

SOTECロゴがうっすら見えます。右ヒンジが破損しているため非常にがたがたしますし、分解しましょう。

↓右ヒンジ

 

今回はモニター部だけでいいので、赤丸のねじを外し、枠をバリバリはがしていきます。

例のごとく、枠は液晶に両面テープのようなものでくっついているので、慎重にはがして下さい。

 

・・・ちなみに、1箇所ヒンジカバーが無いです。ちょっと悲しい。

 

さて、分解してみるとびっくり、ヒンジから液晶部を支える部分に使われているのは、

薄い鉄板を曲げたものと、樹脂部品です。

薄い鉄板を液晶天板(樹脂)にねじ止めしてありますが、すでに液晶天板のネジ穴は砕け散っていました。

とりあえず、そこはパテで埋めてどうにかしましたが、鉄の部分が右だけ折れています。

1mmほどの鉄板なので、ふにゃふにゃです。

とりあえず、半田付けで行くことにしました。

フラックスを塗りたくり、80Wの半田ごてでロウ付けです。

とりあえず繋がりました。ここまでやるにはものすごい量の半田を流しました。

 

 

ヒンジの半田付けも終わったころ、液晶のバックライトに繋がるインバータからの線が切れていることに気づきました。

これもつないで、絶縁処理しておきます。

 

元通り組み立てると・・・きましたね。

 

適当にあった2.5インチHDDを取り付け、XPをインストールしましたが問題ないようです。

ONKYOのHPからディスプレイとTVとサウンドドライバはダウンロードできますが、

LANなどは落とせません。(しかもOS標準ではだめ)

これはBroadcomのチップなのでBroadcomから落としてきたドライバを当て、完成です。

 

未確認ですが、TVチューナはminiPCIなので、WLANに挿げ替えができるかもしれません。

アナログ放送停波後は、挿げ替えれば延命できるかもしれません。

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