SOTEC Afina AQ7220ARのヒンジ&バックライト修理]]>
SOTEC Afina AQ7220ARのヒンジ&バックライト修理
いつものごとく、某オークションを物色していると、
ワイド液晶で即決3000円なるものを発見。
どうも、右ヒンジ不良とバックライト切れのようです。
とりあえず、15インチワイド液晶なので落としてみました。
裏のシール。
スペックが書いてあるシールも張ってあります。
スペックは
AMD AthronXP-M 2200+ 1.66GHz
256MB RAM(DDR SODIMM/オンボード256MB/最大768MB)
HDDなし(PATA)
DVDスーパーマルチドライブ
TVチューナー内蔵(アナログですが。MiniPCI接続)
15.4型光沢液晶(WXGA、1280x800)
ですね。
なんというか、中途半端です。
この時期にしては珍しいですね。ワイドは。
そんなことよりも、メーカーがSOTECなのがちょっとアレですが。
とりあえず、電源を入れると、バックライトはつきませんがしっかりPOSTしているようで、
SOTECロゴがうっすら見えます。右ヒンジが破損しているため非常にがたがたしますし、分解しましょう。
↓右ヒンジ
今回はモニター部だけでいいので、赤丸のねじを外し、枠をバリバリはがしていきます。
例のごとく、枠は液晶に両面テープのようなものでくっついているので、慎重にはがして下さい。
・・・ちなみに、1箇所ヒンジカバーが無いです。ちょっと悲しい。
さて、分解してみるとびっくり、ヒンジから液晶部を支える部分に使われているのは、
薄い鉄板を曲げたものと、樹脂部品です。
薄い鉄板を液晶天板(樹脂)にねじ止めしてありますが、すでに液晶天板のネジ穴は砕け散っていました。
とりあえず、そこはパテで埋めてどうにかしましたが、鉄の部分が右だけ折れています。
1mmほどの鉄板なので、ふにゃふにゃです。
とりあえず、半田付けで行くことにしました。
フラックスを塗りたくり、80Wの半田ごてでロウ付けです。
とりあえず繋がりました。ここまでやるにはものすごい量の半田を流しました。
ヒンジの半田付けも終わったころ、液晶のバックライトに繋がるインバータからの線が切れていることに気づきました。
これもつないで、絶縁処理しておきます。
元通り組み立てると・・・きましたね。
適当にあった2.5インチHDDを取り付け、XPをインストールしましたが問題ないようです。
ONKYOのHPからディスプレイとTVとサウンドドライバはダウンロードできますが、
LANなどは落とせません。(しかもOS標準ではだめ)
これはBroadcomのチップなのでBroadcomから落としてきたドライバを当て、完成です。
未確認ですが、TVチューナはminiPCIなので、WLANに挿げ替えができるかもしれません。
アナログ放送停波後は、挿げ替えれば延命できるかもしれません。