SONY VAIO PCV-W101]]>
SONY VAIO PCV-W101
ある日の夕方、友人Cから、
「なんかごみステーションにSONYのプリンタみたいなのが捨ててあるんだけど」
との情報が。
SONYのプリンタ・・・?そんなものあるわけがありません。まぁとりあえず見に行こうか、というわけで見に行って、驚きました。
一体型PC!
一見PCには見えませんが、前の銀の部分はキーボードなんです。
ここでスペックを。
CPU:Celeron 1.2GHz(Socket 370)
メモリ:256MB(最大512MB、PC100/133 SDRAM)
OS:WindowsXP HomeEdition
HDD:40GB
まぁまぁですね。というより拾ったものに文句は言えません。
とりあえず少々濡れていたので乾かした後、電源を入れてみます。
・・・ポチっとな。
おおお、つきますつきます!ただOSが入っていないようです。
とりあえずプロダクトがついていたのでXPのHomeをインストールします。
これでとりあえず使えます。ドライバは、ありがたい事に(珍しいことに)SONYでダウンロードできます。
といっても、オリジナルドライバでなく、更新モジュールとして配布されているものですが、問題ないです。
あと、なんかロゴ。VIDEO AUDIO INTEGRATED OPERATION・・・。なんのこっちゃ。
と、ここでメインメモリが256MBと、少し非力な感じがしましたので増設しようと思い、調べると、
この機種は少し特殊なメモリを使用しているようで、普通のSDRAMを挿すのであれば、今使用しているものを抜いて挿し、
今のメモリに追加するのであれば同じ規格のメモリを用意しなければいけないようです。
後者はコスト的に見合わない(1本1万円以上!)ので、前者を試します。
PC100/133のSDRAMなんて・・・ないよ・・・・。
と思ったら、PowerMacG4が!こいつから抜いてお借りしました(笑)
PC100 256MB SDRAM
では分解に入ります。
まず赤丸部分のネジ4つを外します。
その後、本体底面のツメを折らないように外し、一番下のカバーを外します。
次に、一番上のカバーを下にずらす感じで外します。
そして最後に、真ん中のカバーを外します。金属がつながっているので注意。
そして、赤丸のネジを緩めると、メモリを覆っている金属カバーが外れます。
これでメモリスロットが顔を出しました。
これが外したメモリです。何が違うのか見た目ではまったく分からない。
後は、メモリスロットにメモリを挿し、逆の手順で元に戻して完成です。
マイコンピュータでもしっかり認識しています。
※ この方法で普通のSDRAMを増設すると、当環境では以下のような症状が発生しました。これからやろうと思う人は気をつけてください。
・グラフィックが全体的に遅くなる。(あくまでも体感的にですが)
・動画をフルスクリーンで再生すると横縞線が入る、またコマ落ちすることがある。(上と似ています)
どうも、この方法で増設するとチップセットになにか影響があるようです。
よほどメモリを食う作業をするのでなければ、このままにしておくことをお勧めします。
ちなみに、zazametaは結局元に戻しました。PC133ならもう少し早いかも・・・。と思いますがどうでしょう。