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NEC VALUESTAR VN750/LのCPU交換修理
こんな機種です。
さて、今回は久しぶりの一体型です。
Vista世代の一体型ですね。Vistaは推奨動作環境が非常に高く、当時の主流の性能では重かった記憶があります。
IntelはPentium4からやっとCore2に変わっている頃ですね。つまり普及していたのはPentium4です。
私も当時、物は試しにとCeleronD+368MBメモリのマシンでテストしましたが、非常に重かったですね。
何が言いたいかと言うと、当時AMDのCPUを搭載した機種が多く出たのは、安い割に高性能だったからですね。
(熱の関係で故障も多く出ていますが・・・)
こんな話はおいといて、スペックを。
詳細型番:PC-VN750LG3E
CPU:AMD Sempron 3600+ (2GHz)
メモリ:2GB(DDR2-SODIMM/2スロット/1GBx2)
HDD:160GB(2.5インチ/SATA)
液晶:17インチワイド光沢液晶(1440x900)
光学:DVDスーパーマルチ(スロットイン/スリムドライブ/ATAPI)
とまぁ、妥当なスペックです。
ただ、、当時NECの上位機種にもかかわらず、Sempronというのはいかがな物かと思ってみたりします。
症状としては、「電源入るが起動しない。」「起動しないが電源の入り切りを勝手に繰り返す」といったものです。
とりあえず、分解してみましょう。
まずは眺めます。前景です。
機種プレートです。
ロゴシール関係ですね。ATIチップは怪しいです。
大きさ比較。割と小さい上に、かなり軽いです。(4.2Kg)
裏面です。何の変哲もありません。
機種シールです。VistaHPですね。
ここに無線スイッチなどがあります。
続いてふたをめくります。まずはここです。
外れ。B-CAS用ですね・・・?TVモデル専用でしょう。
続いてこちら。
ここはメモリですね。
純正モジュールです。
ではそろそろ、電源を入れてみましょう。一応電源は入ります。
沈黙ですね。
では裏ふたをはぐります。裏から見えるねじを全て外し、その後ふたのように裏面パネルをめくりあげれば外れます。
これがドライブのようですね。
メモリ周りです。近くに無線カードがありますね。(黄色)
ここにHDDがあります。
そしてこっちはCPUです。
ここがチップセット。
こっちはCPUです。お得意のヒートパイプで一直線ですね。
CPUクーラを外しました。チップが見えます。(AMD M690V)
この後、チップセットをリフローしてみましたが、状況変わらず。
AMD系といえば、チップセット以外にもあったことを思いだし、CPUを交換してみます。
交換前)AMD Sempron 3600+ (2.0GHz/シングルコア)
↓
交換後)AMD Athlon64 X2 TK-55(1.8GHz/デュアルコア)
すると・・・きましたね。
リカバリ領域も生きています。
いいですねぇ・・・。
しっかり認識しています。
今回はCPUが原因だったようですね。もはや何番煎じかわかりませんね。このネタは・・・。