NEC VALUESTAR VN750/LのCPU交換修理

投稿者: | 2013-01-07

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NEC VALUESTAR VN750/LのCPU交換修理

こんな機種です。

さて、今回は久しぶりの一体型です。

Vista世代の一体型ですね。Vistaは推奨動作環境が非常に高く、当時の主流の性能では重かった記憶があります。

IntelはPentium4からやっとCore2に変わっている頃ですね。つまり普及していたのはPentium4です。

私も当時、物は試しにとCeleronD+368MBメモリのマシンでテストしましたが、非常に重かったですね。

何が言いたいかと言うと、当時AMDのCPUを搭載した機種が多く出たのは、安い割に高性能だったからですね。

(熱の関係で故障も多く出ていますが・・・)

こんな話はおいといて、スペックを。

詳細型番:PC-VN750LG3E

CPU:AMD Sempron 3600+ (2GHz)

メモリ:2GB(DDR2-SODIMM/2スロット/1GBx2)

HDD:160GB(2.5インチ/SATA)

液晶:17インチワイド光沢液晶(1440x900)

光学:DVDスーパーマルチ(スロットイン/スリムドライブ/ATAPI)

とまぁ、妥当なスペックです。

ただ、、当時NECの上位機種にもかかわらず、Sempronというのはいかがな物かと思ってみたりします。

症状としては、「電源入るが起動しない。」「起動しないが電源の入り切りを勝手に繰り返す」といったものです。

とりあえず、分解してみましょう。

まずは眺めます。前景です。

機種プレートです。

ロゴシール関係ですね。ATIチップは怪しいです。

大きさ比較。割と小さい上に、かなり軽いです。(4.2Kg)

裏面です。何の変哲もありません。

機種シールです。VistaHPですね。

ここに無線スイッチなどがあります。

続いてふたをめくります。まずはここです。

外れ。B-CAS用ですね・・・?TVモデル専用でしょう。

続いてこちら。

ここはメモリですね。

純正モジュールです。

ではそろそろ、電源を入れてみましょう。一応電源は入ります。

沈黙ですね。

では裏ふたをはぐります。裏から見えるねじを全て外し、その後ふたのように裏面パネルをめくりあげれば外れます。

これがドライブのようですね。

メモリ周りです。近くに無線カードがありますね。(黄色)

ここにHDDがあります。

そしてこっちはCPUです。

ここがチップセット。

こっちはCPUです。お得意のヒートパイプで一直線ですね。

CPUクーラを外しました。チップが見えます。(AMD M690V)

この後、チップセットをリフローしてみましたが、状況変わらず。

AMD系といえば、チップセット以外にもあったことを思いだし、CPUを交換してみます。

交換前)AMD Sempron 3600+ (2.0GHz/シングルコア)

交換後)AMD Athlon64 X2 TK-55(1.8GHz/デュアルコア)

すると・・・きましたね。

リカバリ領域も生きています。

いいですねぇ・・・。

しっかり認識しています。

今回はCPUが原因だったようですね。もはや何番煎じかわかりませんね。このネタは・・・。

カテゴリー: NEC

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