NEC Lavie LL370/HDのCPU交換

投稿者: | 2011-07-17



NEC Lavie LL370/HDのCPU交換]]>

NEC Lavie LL370/HDのCPU交換

こんな感じの機種です。

 

さて、こちらは知り合いからの依頼品となります。

スペックはこんな感じ。

 

CPU:Intel CeleronM 410(1.46GHz/SocketM)

メモリ:4GB(DDR2-SODIMM/2GBx2)

HDD:320GB(2.5インチ/SATA)

チップセット:ATI Radeon Xpress200M

光学:DVDスーパーマルチ

液晶:15.4インチワイドグレア(WXGA/1280x800)

OS:Microsoft WindowsVista HomePremium

 

XP→Vistaの過渡期のマシン、といった感じでしょうか。

そこら中パーツを交換してありますが、CPUだけは変えていないようですね。

デュアルコアにしたいとのことで、依頼がありました。

 

さて、チップセットをみると、RadeonXpress200Mですね。こいつは結構不思議なチップセットです。

CeleronM、CoreDuo、Core2Duoといろいろなマシンに乗っているんですね。

SocketMなので、値段もこなれたCore2Duo T5500(1.66GHz)をチョイス。

 

Core2Duo T5500 (1.66GHz/Dual-core/L2 2MB/FSB 667MHz)

 

まずは現状を見てみます。CeleronM 410ですね。

 

CPUスコアは3.1です。ちょっとつらいですね。

 

分解していきます。

 

このあたりにCPUがあります。交換は簡単そうですね。

 

まずファンを外します。

 

続いてヒートシンクを外すと、CPUが見えます。

CeleronM 410(1.46GHz/1Core/L2 1MB/FSB 533MHz)

 

赤丸のねじを回し、CPUをCore2Duoに交換します。交換後の写真です。

 

シリコングリスを塗ります。

 

元に戻します。

 

電源を入れてみると・・・。とりあえず立ち上がりましたね。第1関門クリアです。

 

BIOSで見てみると・・・おや、まだCeleronMの表示ですね。まぁいいですが。

 

ガジェットで見ると、1コア扱いですね。おかしいな?と思っていると・・・。

 

まもなくCPUのドライバが当たり、再起動しろと言われますので再起動します。

 

再起動完了後、ガジェットを見るとしっかり2コアありますね。

 

プロパティをみると、しっかりCore2Duo T5500として認識されています。

 

エクスペリエンスインデックスを計測し直します。上がりましたね。

CeleronM 410 3.1 → Core2Duo T5500 4.7

 

大成功ですね。今なら送料込みで5千円程度で購入できるので、試してみてもいいかもしれません。

カテゴリー: NEC

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