NEC Lavie LL370/HDのCPU交換]]>
NEC Lavie LL370/HDのCPU交換

こんな感じの機種です。
さて、こちらは知り合いからの依頼品となります。
スペックはこんな感じ。
CPU:Intel CeleronM 410(1.46GHz/SocketM)
メモリ:4GB(DDR2-SODIMM/2GBx2)
HDD:320GB(2.5インチ/SATA)
チップセット:ATI Radeon Xpress200M
光学:DVDスーパーマルチ
液晶:15.4インチワイドグレア(WXGA/1280x800)
OS:Microsoft WindowsVista HomePremium
XP→Vistaの過渡期のマシン、といった感じでしょうか。
そこら中パーツを交換してありますが、CPUだけは変えていないようですね。
デュアルコアにしたいとのことで、依頼がありました。
さて、チップセットをみると、RadeonXpress200Mですね。こいつは結構不思議なチップセットです。
CeleronM、CoreDuo、Core2Duoといろいろなマシンに乗っているんですね。
SocketMなので、値段もこなれたCore2Duo T5500(1.66GHz)をチョイス。
Core2Duo T5500 (1.66GHz/Dual-core/L2 2MB/FSB 667MHz)

まずは現状を見てみます。CeleronM 410ですね。

CPUスコアは3.1です。ちょっとつらいですね。

分解していきます。

このあたりにCPUがあります。交換は簡単そうですね。

まずファンを外します。

続いてヒートシンクを外すと、CPUが見えます。
CeleronM 410(1.46GHz/1Core/L2 1MB/FSB 533MHz)

赤丸のねじを回し、CPUをCore2Duoに交換します。交換後の写真です。

シリコングリスを塗ります。

元に戻します。

電源を入れてみると・・・。とりあえず立ち上がりましたね。第1関門クリアです。

BIOSで見てみると・・・おや、まだCeleronMの表示ですね。まぁいいですが。

ガジェットで見ると、1コア扱いですね。おかしいな?と思っていると・・・。

まもなくCPUのドライバが当たり、再起動しろと言われますので再起動します。

再起動完了後、ガジェットを見るとしっかり2コアありますね。

プロパティをみると、しっかりCore2Duo T5500として認識されています。

エクスペリエンスインデックスを計測し直します。上がりましたね。
CeleronM 410 3.1 → Core2Duo T5500 4.7

大成功ですね。今なら送料込みで5千円程度で購入できるので、試してみてもいいかもしれません。