NEC VALUESTAR VL300/GDの修理]]>
NEC VALUESTAR VL300/GDの修理
またまた、スリムなVALUESTARです。
もう、NECのスリムにメロメロ(?)です。やはり、コンデンサ交換はくせになります。
これはいけませんね。
今回も、某オークションにて購入しました。
送料込み¥3000程度です。お安いですね。
相変わらず、起動せずということで、恐らく電源ユニットのコンデンサ不良でしょう。
まずは、スペックです。
CPU:Intel CeleronD 352(3.20GHz/Single-Core/L2-512KB/FSB 533/65nm)
RAM:512MB(DDR2 DIMM/最大2GB/2スロット)
HDD:なし
光学:DVDスーパーマルチ(IDE)
OS:Microsoft WindowsXP(COA付)
まぁ、ほぼ前回同等ですが、前回のものはPrescottだったのに対し、今回のものはCederMill-Vです。
L2が256KBから512KBに増量されているので、体感はかなり変わるでしょうし、
何よりクロックも高いのでこちらを使用したいところです。
サイドです。傷がありますが、問題ないでしょう。
フロントの機種番号プレートです。
電源を挿してみると、前回同様ランプが超高速点滅します。恐らく同じ不良ですね。
前回と同じように、スライドさせて開けていきます。
開きました。
メモリを外しました。ELPIDAのものです。個人的にELPIDAは少し高級な気がします。
DDR2 DIMM PC2-4200 512MB
前面です。ほこりが詰まっています。しかも真っ黒。
光学ドライブサイドです。こちらにもホコリが。
光学ドライブ・電源ユニットなどをサクサクと外します。
外し終わった状態です。
CPUはこんな感じです。
CeleronD 352 (3.20GHz/L2-512KB/FSB 533/65nm)
今回も、M/Bには特に異常は見当たりませんでした。ということは、電源ユニットですね、問題は。
外したものです。汚い。
ホコリが沢山付着しています。
こんな風に偏ってついてしまうのは、エアフローが悪いからです。
前回と同じ、Tigerのものです。190W。
1回やっているので、簡単です。開けていくと、ありました。吹いています。
ケースから出します。前回よりうまく出せました。
さて、今回は前回より死んでいる数が多いです。大変です。
こっちの基板のほうも、死んでいます。
今回死んでいたのは、相変わらずJamiconの
・10V 1000uF
・6.3V 2200uF x2
・16V 3300uF
・10V 2200uF
でした。3300uFですか・・・。ありますかねぇ・・・・。
まずは、交換用コンデンサを探します。
2200uFは、これで行きましょう。下の2つは怪しさ満点ですが。
3300uF、ありました。またまた、安物TEAPOです。
1000uFは、写真を撮り忘れましたが、Rubyconのものを使用しました。
外したコンデンサです。今回は5本も吹いていました。
取り付けていきますが、1本サイズが太く、入らなかったので線で伸ばして倒して配置しました。
しっかり絶縁しましょう。
仮組み状態で、つないで電源を入れると、しっかりランプが点灯しました。大丈夫なようですね。
元に戻します。またまた、少し見苦しいですが、良いでしょう。
これで組み立て、前回のVL300/FDからHDDとメモリを移植し、完成です。
2台も買ってしまったので、重ねてみました。見た目はまったく同じです。
さて、何に使いましょうかね。