Radeon RX470 8G MINING QUAD (例のグラボ)Part1

投稿者: | 2019-01-20

ちょっと乗り遅れた感がありますが、例のグラボです。
そうです。アレです。
噂ではD○Mのマイニングラボで使用していた物が流れてきたらしいですが、そんなことはどうでもいいんです。

放出台数も多く、割と世代も新しい。
そしてマイニング仕様という特殊仕様のおかげで、”普通には使えない”。
とりあえず買って、遊ばないとジャンカーの名が廃るってもんです。

買いました。2枚。1枚5,980円+消費税。RX470だと思うと安い。
(そのままだと画面出力できないけど)

この通り、出力端子がありません。
ですが、見覚えのあるビスはついていますね。

品番とS/Nはこんな具合。
正式品番は”RADEON RX470 8G GDDR5 MINING QUAD UEFI”ですね。
おそらくSapphire Nitro+ RX 470 8Gのマイニング仕様と思われます。

とりあえず、普通に取り付けてみます。
画面出力がないので、1枚は普通のカード(GeForce GTX260)を刺しています。今となっては化石だなぁ。とりあえずWindows7のセカンドマシン。

普通に起動しました。Windows7のオフライン環境ですので、そのままではドライバが当たりません。標準VGAと認識されています。

Windows7だからなのか、今回は特に問題なく起動していますが、Windows10環境などではBSODで起動しない場合もあるようですね。
どうもマイニング仕様でカードのBIOSが特殊なようで起動しないことがあるようです。その場合はカード後部のスイッチを切り替えることで4通りのROM切り替えができるので、起動できるものを探すようです。起動したので当方未確認。

さてさて、無事起動はしましたのでドライバを当てていきます。
予想に反して、普通にダウンロードしてきたドライバで当たりますね。

ドライバが当たりました。RX470で認識しています。IDが174B-387Eです。

カードのBIOSが大きく2種類あるようですので比較してみます。
DIPスイッチの切り替えで変わるようです。
UP-UPでハイパフォーマンスモード
DOWN-DOWNで普通モード
って所でしょうか。

GPU-ZでBIOSを抜き、Polaris BIOS Editorで読むと各種パラメータを見ることができます。これがUP-UPのハイパフォーマンスモード。

これが普通モード(?)です。
ぱっと見て違うのはPOWERTUNE項目と、GPU項目ですね。
おそらく通常モードはリミットを下げ、消費電力・発熱ともに落としています。
それに伴ってクロックも少し落ちていますね。

このBIOSはマイニング用なので、普通のBIOSに書き換えてしまえば普通のRX470に変身するはずです。
PowerTechでBIOSを落としてきて、ATIFlashで書き換えます。
(写真はRX580のページです。580のも書き込めるとか何とか?)

ベースのモデルがSapphire Nitro+ RX 470 8Gのはずなので、書き込みます。
ATIFlashはGUI版だと上手く動かない(機種違いはハネられる)のでCUIで書き換えます。管理者権限のコマンドプロンプトかパワーシェルで行けるはずです。

書き換えました。
IDが174B-E347に変わっていますね。成功です。

これでソフトウェア側はバッチリ…。
次回はハードウェア編です。HDMI端子を復活させたい。

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