Quanta SW1 ヒンジ復活大作戦]]>
Quanta SW1 ヒンジ復活大作戦

いつも通りヤフオクで巡回していると、無名ノート、ヒンジ不良ジャンクを発見。
お値段6800円即決です。迷った挙句、ポチってしまいました。結局、送料込み8000円程度です。
なんと、ヒンジ不良というより、“ヒンジ欠品”です。困りました。
Core2Duoのシールがありますが、実際はCoreDuoです。

忘れてました。スペックです。
CPU:Intel CoreDuo T2300 1.66GHz(Dual-Core)
メモリ:なし(DDR2 SODIMM/スロット2)
HDD:なし(2.5インチPATA)
光学:DVD±RWドライブ
液晶:14.1インチ(ノングレア/1280x800)
スペックとしては悪くないですね。本当に無名なので困りましたが、裏の型番らしきもので調べていくと、
QuantaというメーカーのSW1という機種のようです。Quantaは、国内メーカーや海外のメーカーのOEMなどを手がけている会社のようで、
品質にはお墨付きのようです。
適当なACアダプタを接続し、メモリを取り付けて立ち上げると、普通にBIOSが立ち上がります。
ハードウェア的には正常なようですね。

ではヒンジをどうにかしましょう。まずは分解ですね。
裏返して、バッテリを外した状態です。
赤丸のねじを外すとHDD、橙丸が光学ドライブ、黄丸がメモリ系です。

HDDフタを外しました。HDDはPATAです。

橙丸のネジを1本外すと、普通にスライドして光学ドライブが引き抜けます。

黄丸を外すと、CPU・メモリが見えます。

CPUです。(CoreDuo T2300/1.66GHz/Dual-core)

ここにはmini-PCI Explessの無線LANカードが付いていたようですね。今は在庫が無いのでこのままにしておきましょう。

さて、紹介はこれくらいにしてヒンジどうにかしましょうか。
見てのとおり、ヒンジがありません。しかも両側。

裏面のネジを言うネジを外し、開いた状態にします。
飾りパネルを外し、キーボードをはずしていきます。
飾りパネルはハメコミのようなので、簡単に外れます。

キーボードも外れます。

何箇所かのコネクタとネジを外すと、液晶と本体が分離します。

アームレスト周りも取り外します。一部はめ込みです。
外れました。ヒンジを取り付けていくのに邪魔なので、マザーも外します。

液晶部も分解します。

液晶枠が外れました。

ここでヒンジの目隠し(黒いの)を取り外すと・・・なんと、折れたヒンジの残りがあります。
しかも両方砕け散っているようです。こういう機種なのでしょうか。

液晶も取り外し、どうやって直すか考えます。

ここで別機種からヒンジを頂きます。この前、FMVを直すとき液晶を頂いたDynabook Satellite4260です。

取り外したヒンジパーツです。これを加工していきましょう・・・。

こんな感じに入れる予定で行きます。

まずはいくつか邪魔な突起があるので切って行きますが、手元の工具が100円ショップの金のこ。
そして相手は鉄鋼です。硬いです。
こんな感じで切って行きます。写真は試行錯誤中なので、別のヒンジを切ってます。ちなみにVAIO QR1のヒンジです。

とにかく、試行錯誤を重ね、4時間程度でこの状態にしました。

これを取り付けていきます。元々ヒンジを固定していたであろうネジ穴があり、鉄板補強もしてある部分だったので、ここにします。

ためしに止めてみました。(切る前です)

付けてみると、ヒンジの一部が邪魔で液晶部に固定できません。枠を削って対応します。

液晶部にも穴を開け、固定します。ネジとボルトです。

一応、自立しました。

あとはうまく組み立てていきます。

いい感じです。ネジの部分はザグリを入れ、皿ネジで固定したので大体フラットです。

また、飾りカバーがどうもはまらないので、接着剤で固定します。

自立するってすばらしい!

天板はこんな感じです。最小限で済んでよかったです。

HDDにあまりが無かったので、CDBootできるPuppyLinuxでテストします。

いい感じのスペックですね。

完成したヒンジはこんな感じです。
(左)

(右)

さて、総工事時間5時間ほどと、非常に大変な作業となりました。
指はマメだらけです。ホント勘弁して欲しいですね。