SONY VAIO VGN-FJ11の修理

 

・・・実は、そこまで欲しかったわけではないのですが、入札してたら意外にも落ちてしまいました。

というわけで、少し修理します。

 

届きました。外箱に入っています。

 

立ち上げてみると・・・。普通に立ち上がってきます。

まぁもともと、筐体一部破損+USBポートの破損なので、起動するのは当然といえば当然なのですが。

 

ちなみに、筐体一部破損というのは、この部分です。

DCジャック付近が見事にバキバキです。とりあえず通電はしているので、ボンドで固めておきました。

 

プロパティです。

あれ?おかしいですね。512MBメモリとのことでしたが、1GB入っています。ラッキー。

 

 

おっと、スペックを書くのを忘れていました。

Intel CeleronM 1.50GHz(Socket479

1GB RAMDDR2 SODIMM/MAX2GB/標準構成512MB/2スロット)

915GME

60GBHDDSATA 2.5‘)

14.4インチワイド光沢液晶

DVDスーパーマルチドライブ

Microsoft WindowsXP HomeEdition SP2

といったところでしょうか。XPモデルの最後期って感じです。

CPUは換装するならPentiumMが乗りそうですね。

 

さて、まずはメモリを見てみましょうか。この機種は裏のメモリスロットに2枚とも刺さっています。簡単ですね。

赤い四角の部分が、メモリです。

 

このねじをひとつ外せば、メモリのお出ましです。

 

あれ?1枚差しですね。よく見ると、ELPIDA1GBモジュールです。非常にラッキー。

 

次に、HDDを外します。この赤い四角の部分に、HDDが入っています。

 

今度は、ねじは2個です。外しましょう。

 

また面倒なマウントしてますな。

まずは赤丸のねじを外し、その後黄色い矢印の方向にスライドさせます。

その後で、黒いタブのようなものを緑色の矢印のように持ち上げれば、HDDを外せます。

 

富士通のSATAHDDです。60GBですね。XP時代です。

 

さて、ここまで外したら、次は故障したUSBポートでも直しましょう。

赤丸のねじをすべて外し、丸のついていない中央のねじも外します。

丸のついていないねじは、キーボード固定用のようです。

 

これでキーボードが外せます。外した状態です。

 

このねじをはずすと、光学ドライブが外せます。

 

さて、キーボードの下のねじもすべて外し、アームレスト部を外しました。

 

CPUファンです。結構ホコリが詰まっているようです。エアーで掃除しましょう。

 

CPUクーラを外してみました。

 

CeleronMです。

 

コア欠けでもすると悲しくなるので、外しておきます。

 

さて、破損したUSBポートは・・・・

これですね。派手にやっちゃってます。これは端子ごと交換しましょう。

 

まずはマザーボードを外します。ケーブル繋がりすぎてイヤになりますね。

 

さて、半田ですね。これが交換用USB(メス)です。

以前秋月電子で何かと一緒に注文しておいたものです。50円以下だったような・・・。

 

元の端子です。グチャグチャっていうのが一番しっくり来るでしょうか。

 

交換後です。

 

裏はこんな感じ。まだまだ修行が足りませんな。

 

逆の手順で元に戻します。

ばらしついでにメモリをたまたまあった512MB追加して1.5GBにします。

認識していますね。

 

相変わらずVAIOは起動画面がかっこよいですね。

 

USBポートも結構いい感じです。(半田面は見えないし)

 

USB、認識しました。良かった良かった。

 

 

というわけで、今回はたいしたことはありませんでした。

一番苦労したのは、恐らく破損したUSB端子を抜くところだったと思います。

多層基板は半田を抜いてスルーホールを作るのが難しいです。こればっかりは、慣れですかねぇ。